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大島美幸・夫鈴木おさむへのぼやきも「すべて愛情です」『天国ゆきのラブレター』刊行イベントリポート

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ゆうゆうtime編集部

マラソントレーナーとしておなじみの坂本雄次さんが奥様との純愛物語をつづった『天国ゆきのラブレター』が発売。今回この刊行を祝して、坂本さんとも親交の深い徳光和夫さん、大島美幸(森三中)さんをお招きした刊行イベントを執り行いました。今回は徳光さんと大島さんのそれぞれのパートナーへのラブレターもお披露目!(後編)

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≫≫結婚60周年の徳光さん・交際0日婚の大島さん、61年間に及ぶ純愛物語に対する反応は?(前編)

〈司会〉
―それでは今回徳光さんと大島さんにもこの書籍にならいまして、夫もしくは妻に今ララブレターを送るなら?と題しまして、『一言ラブレター』に挑戦していただきました。

徳光さん:「では、よろしいですか?

『初デート、あの日戻り、2度惚れし』」

〈司会〉
―ステキですね!奥様に普段こんな言葉かけていらっしゃるのですか?

徳光さん:「いやいや、昭和16年生まれなかなかそんなことできませんよ(笑)大島さんは?」

大島さん:「では、おさむさんへの一言。

『イラっとしたり、ムカついたりしてしまうけど、それは愛情です』

そう、すべて愛情ですね。だって53歳にもなって怒られることないでしょ?って話ですね(笑)」

〈司会〉
―そういうことがあるのですか?

大島さん:「いつもそうですよ。今日もお風呂の鏡の水滴を取れって、私もう5年くらい言い続けているんですよ。でも彼は2度しか取ったことがないんです。鏡ってあの水滴とらないと、うろこみたいになっちゃって、どうやっても汚れがとれなくなっちゃうんですよ。なのに全然やってくれない。これまでで2度ですよ。3度目はいつでしょうかね?(笑)」

徳光さんが著書で初めて知った悲しい事実

坂本さん:「大島さんのラブレターは、もうこのまんまだと思いますよ(笑)。30年くらいたった時に、またご自身たちが振り返られたらいいなという風に思います。
徳光さんのはね、二度惚れってなかなかできないと思いますよ。長いこと一緒になっていると、当たり前の存在になってきますよね。だから奥さんの存在というものは、お子さんの結婚式やお孫さんができた時など、特別な瞬間が訪れないとなかなか感じにくいのですよね。だから、今度徳光さんの奥様にも直接お伺いしてみたいと思います。」

徳光さん:「先日ひ孫も生まれました。奥様を亡くされました、坂本先生には申し訳ないほどなのですけどね。
坂本先生には実は“たまき”というお名前までつけられているお子さんがいらっしゃったのに、そのお子さまを亡くされたということで、この著書を読んで先生そんなことあったのか、と思うと僕は涙が止まらなかったですね」

坂本さん:「実はそうなんですよね。臨月までいって3200グラムで生まれたのですが、難産でしてね。それで子供は失ってしまったのですが、せっちゃんは歌が好きだったので、国際的なオペラ歌手の三浦環さんからいただいて、名前をつけ、位牌も作りました。
そういうことで、本当に子どもがいてくれたらな、ということは当然考えましたが、結局恵まれなかったということが、自分たち2人でこれからやっていくしかないのだという気持ちを強く持てた理由でもあった気がします」

徳光さん:「そうですよね。私もう1つこの著書を読んで今更驚いたことがありまして、実はずっと先生は陸上実業団の世界で名をあげてこられた著名な方だとずっと思っていたのですが、そうではなくアマチュアの指導者であったことを知ったわけです。これには驚きました。ね、美幸ちゃん」

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