大島美幸・夫鈴木おさむへのぼやきも「すべて愛情です」『天国ゆきのラブレター』刊行イベントリポート
大島さん:「はい、私、間寛平さんからも聞いていたのです。『寛平さんと坂本さんの出会いってどうだったんですか?』と。そしたら寛平さんが『俺が走っていた時に、いきなり現れたんだよ』って。でも書籍を読んだら本当にそうだったんですよ!寛平さんが言っていたのはこのことだったのだ!と(笑)」
参加者の質問は「毎年気になるランナー」のこと
〈司会〉
―ここで会場の中から質問受け付けてみましょう。
質問者:「私は毎年、今回のマラソンランナーは誰だろう?と興味があるのですが、どんな風に向き合ってらっしゃるのかなということをおうかがいしたいです」
坂本さん:「いくつも要素はありますが、私のところにこの方で今年はお願いします、という形でお預かりするのですが、まず考えなければいけないのは、その方が本当に長い間体を動かせるだけの基礎力があるかどうかということ。その方の骨格から、体型からを調べます。長時間同じ動きを繰り返すので、ゆがみが出てしまって、結果的に本番が終わったあと障害が残るようなことがあってはいけませんので。
あとは、その方がどんな思いでこのお仕事を引き受けられているかを伺いますね。結果的に24時間で100キロ近くを走るわけなので、やっぱり皆さんそれなりにいろんなものを皆さん感じられてるんですね。それがその後の仕事や生活においてもきっと役に立つことになっていただきたいな、ということを練習中折に触れてそういったことをお話いたします」
今の時代なおざりになりがちな「愛・友情・絆」を考えるきっかけに
〈司会〉
―それでは、お時間になりました。皆さん一言ずつよろしいでしょうか。
徳光さん:「読み物としても『天国ゆきのラブレター』読後感が大変すばらしいものとなっております。次のページが楽しみになるそんな本なのでぜひ皆さんに読んでいただきたいです。60歳以上の方にとってはお世辞でなくバイブルとなる1冊だと思います」
大島さん:「皆さんがこの坂本先生と節子さんのような心の交流ができていたら、いざこざなんて起こらないのではないかと思います。本音で愛を伝えられたら平和につながる、そんなことを教えてくれた本です」
坂本さん:「はい、長年連れ添った家内との軌跡をそのままストレートに脚色も何もなくそのまま書いたほうが多分お読みになってくださる方にも伝わるなという思いで書きました。私は文学者でもなければ、作家でもないので、どういう風にこれをとらえ感じてくださるのか、ということはもちろん読者の皆様にゆだねたいなと思っております。
でも1つ感じたことは、今社会的にとても不毛な時代で愛や友情、絆などがなおざりになりがちです。私たちはもう人生後半戦ですから、このあとどのくらい命を継いでいくことができるかわかりませんけども、そういった琴線にふれるようなきっかけになってくれたらと思っております」
〈司会〉
―それでは、本日は本当に皆様ありがとうございました。

天国ゆきのラブレター
著者:坂本雄次
定価:1,760円(税込)
判型、ページ数:四六判、218P、上製版
ISBN:978-4-07-460010-6
発売日:2024年12月25日(水)
出版社:主婦の友社
※電子書籍も同時発売
撮影/三角茉由
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