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はちみつで口腔ケア!?歯はつるつる、息はぴかぴか!のオーラルケア【はちみつ習慣#5】

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ゆうゆうtime編集部

料理やお菓子だけではない、普段の体調不良や体力作りにも、はちみつが役に立つということを知っていますか? はちみつのスペシャリスト 前田京子さん著『新装版 ひとさじのはちみつ 自然がくれた家庭医薬品の知恵 』(マガジンハウス)から、一部を抜粋、再構成して、その魅力をお届けします。6回に分けて紹介する第5回は、はちみつで口腔ケア!

▼前回はこちら▼

「血糖値が気になる人」が選ぶべきはちみつは?はちみつで作るイオン飲料レシピも【はちみつ習慣#4】

前田京子さん プロフィール

まえだ・きょうこ
国際基督教大学教養学部、東京大学法学部卒業。手作り石けん・ボディケアブームの先駆けとなった『お風呂の愉しみ』(飛鳥新社)、『はっか油の愉しみ』(マガジンハウス)他、著書多数。2015年発売の『ひとさじのはちみつ 自然がくれた家庭医薬品の知恵』は10万部のベストセラーに。持ち前の探究心から得た知見と暮らしの楽しみ方を結びつけるアイデアを惜しみなく伝えている。1962年生まれ、横浜市在住。

はちみつは虫歯菌を退治する

はちみつ治療法の資料を見ていたら、養蜂家でもありミツバチ療法の専門家でもある日本のお医者さんが、はちみつそのもので歯をみがくこと、はちみつ大さじ1杯をコップ1杯の水に溶かしてうがいし、歯槽膿漏や虫歯を予防して、口臭を防ぐことをすすめていらっしゃるではないか。

「はちみつはミュータンス菌の活動を抑えるため、虫歯を作りません」 と、そこには書かれている。なるほど、化膿したひどい外傷にも効くというはちみつの名高い抗菌力は、口の中の悪玉菌をも退治してくれるものらしい。

西洋医学を修めた医学博士で医師でもあるその方は養蜂家の二代目でもあり、ドイツのはちみつ療法学会員としても研究をされている。そして何より説得力があったのは、はちみつが腹痛にも歯痛にもやけどにも使われる非常に優れた食品、および医薬品であることを、子どもの頃からの実体験を通じて知っていると語られていたことだ。

ほんとうにいいかどうかは実際にしばらくやってみないとわからない。でもやってみることに対しての迷いは、これですっかり吹き飛んだ。

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