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「10年前に夫に先立たれ、ひとり暮らし。飼い猫も他界し、この先どうすれば…」シニア世代の孤独感との向き合い方とは? 人気心理カウンセラー・根本裕幸さんが回答

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ゆうゆう編集部

雑誌「ゆうゆう」読者の抱えるリアルな悩みについて、心理カウンセラーの根本裕幸さんにカウンセリングしていただきました。シニア世代が抱えがちな悩みとの向き合い方や対応法は参考になるものばかり。今回は「孤独感」についての悩みです。

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教えていただいたのは
根本裕幸さん 心理カウンセラー

ねもと・ひろゆき●1972年生まれ、静岡県出身。大阪府在住。
2000年にプロカウンセラーとしてデビュー。以来、延べ1万5000件以上のカウンセリングと年間100本以上の講座やセミナーを行う。15年よりフリーカウセラー、講師、作家として活動。
『いちいち悩まない 1分で心がラクになる心理学』(リベラル社)、『忙しすぎて辞める人。暇すぎて病める人。』(主婦の友社)他、ベストセラー多数。

【孤独感にまつわる悩み】

【お悩み①】
夫には10年前に先立たれ、それからひとり暮らし。昨年、可愛がっていた猫が他界し、孤独感に押しつぶされそうです。今から新たなペットを飼おうにも、飼う体力もないので、悩んでいます。
(さよこさん 65歳/山梨県)

【アドバイス】ペットロスを軽く考えてはいけません。深く悲しんで受け止めましょう

とても大事な存在がなくなってしまったのですから、ダメージを受けるのは当然。ペットロスの問題は非常に大きいにもかかわらず、社会的にあまり認知されていません。だからといって、寂しさを軽く捉えないでください。きちんと悲しんで現実を受け止めていきましょう。

ただ、1年以上、気持ちが沈んでいるようなので、カウンセリングを受けるのがおすすめです。最初は抵抗を感じるかもしれませんが、海外では生活の中で当たり前にカウンセリングが存在します。気負わずに足を運んでみてください。

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