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【ガーデニング】春に咲くふんわりピンクの花[9選]草丈の異なる3タイプ

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光武俊子

甘くてやさしい印象のピンクの花は、春の庭やベランダを明るく彩ります。ピンクと一口にいっても明るさや鮮やかさの違いによってバリエーション豊か! 選ぶのに迷ってしまうほどです。そこで今回は組み合わせの参考に、草丈の異なる3タイプごとにご紹介します。

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ピンクの花はニュアンスと草丈に注目!

ピンクの花は、花色の明度(明るさ)と彩度(鮮やかさ)によって印象が変わります。同じピンクでも、白が多く混じったピンクは明るく、黒が混じったピンクは暗くなります。庭やベランダを明るい雰囲気にしたいのか、落ち着いた印象にしたいかによって、どんなピンクの花がふさわしいか見てみましょう。

また、彩度とは色の混じりけのなさを示します。混じりけのないピュアなピンクは鮮やかで派手、グレーが混じる彩度の低いピンクは地味な印象です。最近人気のニュアンスカラーは彩度の低い花色。このようなニュアンスの違いを意識すると、花色選びも奥深いものです。

そして、植栽の基本として草丈の違いも大切な要素です。高低差のある花々を組みあわせることで、庭もベランダも単調にならずに立体的な花飾りができます。今回は腰くらいの草丈(40~70㎝)、膝くらいの草丈(20~40㎝)、足首くらいの草丈(5~20㎝)に分けて紹介します。

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草丈別、春におすすめのピンクの花9選

<花壇の後方でも目をひく:腰くらいの草丈40~70㎝>

華やかで切り花でも人気【シャクヤク】

平安時代より古くに、中国から薬草として渡来。日本で華やかな園芸品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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がたくさん誕生しました。大きくてゴージャスな花を支える茎はかたくてしっかりしているため、切り花でも人気です。冬は茎葉が枯れますが、植えっぱなしで毎年咲いてくれる丈夫な多年草

多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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です。

風に揺れる姿がナチュラル【アグロステンマ】

乾燥している地中海沿岸地方から西アジアが原産地。高温多湿が苦手な一年草

一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。

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ですが、水はけのよい日当たりならば手間なく育ちます。風に揺れるさまがナチュラルな雰囲気。倒れても咲き続ける強さがあるので、支柱を添えるより株全体をふんわり囲うのがおすすめです。

長い花穂に甘い香りが魅力【ストック】

寒さに強くて年末から咲き続けますが、春には花数がふえて甘い香りも魅力です。野の花のようなナチュラルな一重咲きと、ゴージャスでボリュームのある八重咲き

八重咲きとは、花びらがたくさん重なって咲く花のことです。通常の花よりも華やかでボリュームがあり、豪華な印象を与えます。バラ、ダリアなど、多くの植物に八重咲きの品種があります。

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があります。縦に伸びる花穂は庭やベランダでアクセントになる存在。赤紫から淡いピンクまでグラデーションも楽しめます。

<主役になって視線を集める:膝くらいの草丈20~40㎝>

薄紙細工のような繊細な印象【アイスランドポピー】

シベリアヒナゲシとも呼ばれる寒冷地原産の多年草

多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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。日なたを好みますが、日本の高温多湿を苦手にするので、一年草

一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。

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として扱います。ピンクのほかにオレンジ色や黄色、白など、豊富な花色を取り混ぜて咲かせてもかわいらしい。丸く大きな蕾を持ち上げて咲く姿も魅力です。

ニュアンスカラーも魅力的【チューリップ】

みんな大好きで春の主役になるチューリップ! 赤や黄色も人気がありますが、甘いピンクにも注目してみましょう。白とのバイカラーやニュアンスのあるサーモンピンクなど、‟大人のチューリップ”も楽しめます。蕾が上がる時期に水切れさせないように気をつけて。

【ガーデニング】春に咲くふんわりピンクの花[9選]草丈の異なる3タイプ(画像6)

サーモンピンクのチューリップ

ふんわり咲いて春らしさ満喫【モモイロタンポポ(クレピス)】

タンポポそっくりの花がふんわりと次々に咲きますが、タンポポとは別属の植物。暑さ寒さに弱いため、秋にタネをまく一年草

一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。

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として扱われ、春に苗が流通します。花後にタンポポと同じような綿毛のついたタネができるので、それをまくと10月ごろまで繰り返し花が楽しめます。

<花壇や寄せ植え

寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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の手前を華やかに:足首くらいの草丈5~20㎝>

こんもりした草姿で長く咲く【ダイアンサス(ナデシコ)】

ダイアンサス属には、カーネーションをはじめカワラナデシコなど多くの仲間があります。そのなかで草丈低くこんもりした草姿のものを、おもにダイアンサスと呼びます。コンパクトな草姿は扱いやすく、春から夏まで、あるいは四季咲き

四季咲き性とは、特定の開花期をもたず、条件が整えば一年に複数回花を咲かせる性質を指します。​バラやベゴニアなどにこの性質をもつ品種があり、長期間花を楽しむことができます。

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性で長く花が楽しめるのが特徴です。

花咲くカーペットの決定版【シバザクラ】

横に広がりながら咲くようすはまるで花のカーペット。密生する常緑多年草

多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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なので、グラウンドカバー

グラウンドカバーとは、地表を這うように広がり、地面を覆う植物を指します。クリーピングタイム、シバザクラなどが代表的で、雑草の抑制や土壌の乾燥防止、美観の向上に役立ちます。

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として人気があります。斜面の土が流れるのを防いだり、雑草よけにも重宝しますが、芝生ほど踏圧に強くないので、人が歩かない場所で育てましょう。高温多湿は苦手です。

愛らしい花を寄せ植えや花壇の縁取りに【デージー(ヒナギク)】

ヨーロッパや地中海沿岸を原産地にする一年草

一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。

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です。愛らしい花ですが、寒さに強くて年末から5月まで楽しめます。チロリアンデージーやポンポネットなどと呼ばれる品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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の総称で、白花のイングリッシュデージーはグラウンドカバー

グラウンドカバーとは、地表を這うように広がり、地面を覆う植物を指します。クリーピングタイム、シバザクラなどが代表的で、雑草の抑制や土壌の乾燥防止、美観の向上に役立ちます。

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にも。日当たりのよい場所で育てましょう。

【ガーデニング】春に咲くふんわりピンクの花[9選]草丈の異なる3タイプ(画像10)

ポンポネット

甘く愛らしいピンクの花から個性的なピンクまでご紹介したなかに、お気に入りはありましたか? ピンクの花には同系色の紫や赤系、あるいは青や白の花を合わせることで、よりお互いが引き立ちます。草丈の異なるタイプを組み合わせて、魅力的な春の植栽を楽しみましょう。

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