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【ガーデニング】春に植えた「コンテナ菜園」の収穫作業をわかりやすく解説!

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園芸ガイド編集部

野菜用のコンテナを使えば、庭がなくてもミニトマトやピーマンなどの果菜からラディッシュなどの小さな根菜まで、さまざまな野菜を育てられます。ここでは、春に植えたコンテナ菜園の収穫作業をご紹介します。

▼コンテナ菜園の植えつけはこちら▼

>>【ガーデニング】庭がなくてもOK!たくさん収穫できる「コンテナ菜園」春〜夏バージョン

ハーブの収穫(6月上旬)

切り戻しを兼ねた収穫

6月になるとハーブ類が成長してきます。わき芽を出させて収量を増やすためにも、伸びた茎は収穫を兼ねて切り戻し

切り戻しとは、伸びすぎた枝や茎を途中で切り詰める作業で、植物の形を整えたり、次の花や芽の発生を促す目的で行います。開花後に行うことが多く、風通しをよくし、病害虫の予防にもつながります。

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をします。

6月上旬のコンテナ菜園。植えつけ直後からくらべると、ミニトマトの草丈がグンと伸び、ハーブ類、花も順調に生育している。

茎が伸びてつぼみが上がってきたバジル。花が咲くと株の寿命が縮むので早めに切り戻し

切り戻しとは、伸びすぎた枝や茎を途中で切り詰める作業で、植物の形を整えたり、次の花や芽の発生を促す目的で行います。開花後に行うことが多く、風通しをよくし、病害虫の予防にもつながります。

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をする。

ミニトマトはわき芽が出てきたら随時かき取る。これは5月に芽かき

芽かきとは、植物の不要な芽を摘み取る作業です。芽を減らして実つきや花数をコントロールすることで、良質の果物や野菜を収穫したり、花を大きく咲かせたりすることができます。

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をした箇所。

パセリも株が充実してきたので、蒸れを防ぎ、風通しをよくするためにもカット。少量でも収穫できるのはうれしい。

野菜の収穫(6月下旬〜)

本格的な収穫がスタート

7月が近づくころにはミニトマトが色づき、ピーマンの実も大きく成長。ハーブ類やエディブルフラワー

エディブルフラワーとは、食用可能な花のことを指します。ナスタチウム、ビオラ、キンギョソウ、バラ、カレンデュラなどがあり、サラダやケーキの飾りつけに用いられます。ビタミンやポリフェノールを含むものもあり、栄養価が高い場合もあります。ただし、観賞用の花には農薬が使用されていることが多いため、食用に適したものを選ぶ必要があります。

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も次々と収穫できるようになります。

コンテナでの栽培でも多種の野菜やハーブが育てられ、満足感いっぱい。コンパニオンプランツ

コンパニオンプランツとは、互いに相性のよい植物同士を近くに植えることで、病害虫の予防や生長の促進など相互作用を生かす栽培方法です。例としてバジルとトマトの組み合わせがあり、家庭菜園での自然な害虫対策として注目されています。

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のマリーゴールドの花色も鮮やか。

たわわに実ったミニトマト。

ライム色で苦みの少ないピーマンもしっかり育ち収穫を迎えた。

オレガノもコンテナからしだれるほどに成長。

多種を少しずつ収穫できるのがミニ菜園の醍醐味。新鮮そのものの野菜やハーブで食卓が豊かになる。

撮影/柴田和宣(主婦の友社)、飯塚恵子

※この記事は『たったの1㎡で! 野菜とハーブと花のミニ菜園』(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

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たったの1㎡で! 野菜とハーブと花のミニ菜園

たったの約1㎡のスペースで、多品種少量生産で野菜やハーブ、花を育てて収穫を楽しむ「ミニ菜園」。広い農地がなくても、市民農園を借りて遠い場所まで行かずとも、庭の一角でできる手軽な菜園の作り方を紹介します。春~夏、秋~冬の2回サイクルで、ミニトマトやピーマンなどの果菜、ホウレンソウなどの葉菜、ダイコンや小カブなどの根菜、バジルやタイムなどのハーブ類、人気のベリー類、エディブルフラワーとしても楽しめる花もすべてミニ菜園で育てます。摘んですぐに使える手軽なハーブの活用法なども充実。また、庭がなくても、野菜コンテナや鉢で作るミニ菜園の植え方や栽培方法も紹介します。

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監修者
飯塚恵子

園芸家

飯塚恵子

千葉県在住。ハーブガーデンや種苗会社など、20年以上園芸関連の仕事に携わりながら、自宅の庭、畑を作り続ける。2024年5月に千葉県我孫子市に昭和初期の機織工場を改装した喫茶店「ガラボ」を開業。『基本の野菜じょうずな育て方』(主婦の友社)など監修書籍、著書も多数。

千葉県在住。ハーブガーデンや種苗会社など、20年以上園芸関連の仕事に携わりながら、自宅の庭、畑を作り続ける。2024年5月に千葉県我孫子市に昭和初期の機織工場を改装した喫茶店「ガラボ」を開業。『基本の野菜じょうずな育て方』(主婦の友社)など監修書籍、著書も多数。

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