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【ガーデニング】庭がなくてもOK!たくさん収穫できる「コンテナ菜園」春〜夏バージョン

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園芸ガイド編集部

野菜用のコンテナを使えば、庭がなくてもミニトマトやピーマンなどの果菜からラディッシュなどの小さな根菜まで、さまざまな野菜を育てられます。葉菜やハーブなら鉢栽培も可能です。ぜひコンテナ菜園を作ってみましょう!

少量多種の収穫をコンテナ栽培でもしっかり実現!

菜園というと「地植えのスペースがないとできない」と思い込んでいる方もいるかもしれません。マンションなどにお住まいでも、ベランダの一角などに日の当たる場所があるなら、ぜひコンテナ(プランター)でミニ菜園を作ってみましょう。コンテナでの野菜作りのメリットと注意点を理解すれば、多くの種類の野菜やハーブ、花の栽培にチャレンジでき、収穫が望めます。

コンテナ栽培のメリットは、ベランダや屋上などの限られたスペースでも栽培ができること。またコンテナなら、季節や天候に応じて最適な場所に移動できます。土の入れかえや改良など、土壌の状態をコントロールしやすいという利点もあります。

注意点としては、コンテナでは土の量が限られているため成長が緩やかで収量は地植えほどではないこと、コンテナ内の土壌は乾燥しやすく、頻繁な水やりが必要なことなどが挙げられます。野菜の種類や品種も、コンテナ栽培に向くものを選ぶようにします。

春〜夏のコンテナ菜園におすすめの野菜やハーブ、花

花用のプランターよりも深さのある野菜用コンテナだと土も多く入り、多種育てられるのでおすすめ。

【野菜】
ミニトマト、ピーマンなど
※キュウリはコンパクトな品種(ブッシュタイプ)や、実が10cm程度のミニタイプであれば可能。

【ハーブ】
バジル、パセリ、オレガノ、タイムなど

【ベリー】
ワイルドストロベリーなど

【花】
ナスタチウム、マリーゴールド、トレニアなど

コンテナ菜園の準備

用意するもの

野菜を育てる場合は、土が多めに入るコンテナ(プランター)が理想です。野菜栽培用として販売されている商品も多数あります。

コンテナと支柱

育てるスペースに合わせて選びます。今回は野菜用の65cm×32cm、高さ32cmで容量は約30ℓのコンテナ、1.5m程度の支柱4本を用意。

野菜用培養土

ホームセンターなどで購入できる野菜用培養土(元肥入り)。今回は15ℓ入りを2袋。培養土に元肥が入っていない場合は、有機化成肥料も用意します。



今回は、ミニトマト2ポット、ピーマン・バジル・パセリ・オレガノ・ワイルドストロベリーを各1ポット、マリーゴールド・ナスタチウムを各2ポット用意。

そのほか

支柱に誘引する際のビニタイ(または麻ひも)と、コンテナの深さが30㎝以上ある場合は、鉢底石やゴロ土も用意してコンテナの底に敷き詰めると、排水効果を期待できます。

コンテナ栽培の水やり

コンテナ菜園は水管理が大事。土の量が多い大型のコンテナなら乾きづらくはありますが、今回のようにたくさんの植物を植え込む場合は、生育が進むと水やりの頻度も上がってきます。特に夏野菜の栽培時期は気温が高いため、朝と夕方などまめなチェックが必要です。

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