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【ガーデニング】1鉢に1株だから気軽に育てられる「ハーブの単植」とは?

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園芸ガイド編集部

風味づけや薬味のように使えるハーブは、1株ずつ多種あると使いがってがよく便利です。気軽に挑戦できる鉢で育ててみましょう。

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鉢で育てるハーブ

単植(たんしょく)

単体植えとも呼ばれ、1鉢に1株を植える仕立て方で、ポット苗を5号程度の鉢に植えかえて育てます。ローズマリー、ラベンダー、バジル、ルッコラなどは単植に向いています。特にミント類は生育旺盛で根がはびこるので、単植で育てるのが無難です。

寄せ植え

1鉢に2~3種類のハーブを植えて楽しむ植え方です。横長の鉢やプランターに植えかえると管理がしやすいです。ハーブは大きくなりすぎるものや根がはびこるものは避け、目的や用途に応じた組み合わせで植えるとよいでしょう。

長く楽しめる多年草&低木のハーブ

野菜や花と同様に、ハーブにも生育サイクルがあります。バジルやシソなどは一年草なので翌年までもちませんが、多年草や低木ならうまく管理すれば何年も楽しめます。種類を選ぶ際に、どんな生育サイクルのハーブなのか事前にチェックしてみましょう。

【多年草のハーブ】
ミント、タイム、オレガノ、レモンバーム、チャイブ、パセリ、フレンチタラゴン など
※多年草の中には、冬になると地上部が枯れて春になると再び芽吹く宿根草(しゅっこんそう)も含まれています。

【低木のハーブ】
ローズマリー、レモンバーベナ、ラベンダー など
※ラベンダーは草本と低木の両方の性質をもつ半木本性(はんもくほんせい)植物とされています。

ハーブの単植

単植の作り方

特に単植に向いているミントをポットから鉢に植えかえます。

①ミントの苗(さまざまな種類があるが、今回はモヒートミントとして流通しているもの)、5号鉢、鉢底用ネット、ゴロ土、培養土を用意する。

②鉢底穴に鉢底用ネットを敷いてからゴロ土をひと並べし、培養土を鉢の高さの半分程度まで入れる。

③ポットからミントの苗を取り出す。根が回っていたら、軽く根鉢をくずす。

④鉢に苗を置いてみて、苗の土の表面が鉢の縁の2~3cm下になるよう、下の土の量を調節する。

⑤苗の周りにも培養土を足す。

⑥ウオータースペース(土の表面から鉢の縁までの空間)を2~3cm確保して、植えつけ完了。

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