お刺身、残ったらどうする? 新鮮さを保って最後までおいしく食べる【保存術】
干物にして保存|自家製一夜干しは意外なほど簡単!
干物は、水分が抜けることで魚のうまみが凝縮され、保存性も高くなります。市販のものを購入するのが主流ですが、自宅でも意外なほど簡単に、しかもおいしくできるんです。キッチンにある道具で作れますが、カラスなどから守れる干物用の網があるとより便利です。
材料
好みの魚(アジ、イワシ、サンマ、アマダイなど)
10〜15%の塩水
※脂ののり具合によって塩分を調整する。脂の少ない白身魚は10%が目安。脂の多い青魚は多めに。
作り方
①魚を開きにしてエラ、ワタ、血合いを除き、きれいに洗う。しっかり水けをとりのぞく。
②塩水に20〜60分つけ込む(塩分濃度が低い場合は長めに)
③さっと洗って表面の塩分を落とし、しっかりと水けをとりのぞく。
④風通しがよく、直射日光が当たる場所に3〜5時間干す。表面が完全に乾いたらでき上がり。
※この記事は『食品長持ち保存術』沼津りえ著(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。
※2022年10月21日に配信した記事を再編集しています。

食品長持ち保存術
沼津りえ著
主婦の友社刊
せっかく買った食品はできるだけ長持ちさせたいもの。昔と今とは、気候も住環境も、そして冷蔵庫も大きく変わってきました。それに合わせて、食材の正しい保存方法も変化しています。料理研究家・沼津りえさんがさまざまな方法を試してたどり着いた、ムダを出さずに最後までおいしく食べきるための食材の保存方法をまとめました。
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