【中尾ミエさん教えて!】67歳、「自分が楽しいと思えること、やりたいこと」がわかりません
いくつになっても悩みが尽きないのが人生。家族、仕事、生き方など、イライラやモヤモヤを抱えた「ゆうゆう」読者から寄せられた相談に、中尾ミエさんがズバッと答えてくれました。今回は自分に関する2つの悩みです。
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PROFILE
中尾ミエさん
なかお・みえ⚫1946年、福岡県生まれ。
62年「可愛いベイビー」でデビュー。
歌手だけでなく俳優としても映画や舞台などに多数出演し、バラエティ番組でも幅広く活躍。
著書に『60代から女は好き勝手くらいがちょうどいい』(和田秀樹さんとの共著/宝島社)など。
相談① 71歳、これから先、どうしたら?
約5年前に自転車で転倒。大腿骨を骨折してしまいました。現在、人工股関節で生活しています。膝の調子も今ひとつです。71歳……元気ではありますが、ミエさん、何かひと言明るい生活に向けたアドバイスをいただけませんか。
Y・Nさん(71歳)
【MIE's Advice】自分で体を動かして筋肉をつけること。元気なうちに始めて!
人工股関節とのことですが、自分を大事にしすぎて体を動かさないとどんどんダメになります。私の周りの人たちには「病院に行っても治らないから、自分で歩いて治した」という人もいますよ。最初は大変かもしれないけれど、自分で意識的に体を動かして筋肉をつけていくことが大事ですね。
私は毎朝、近所の公園で仲間と一緒に体を動かしています。メンバーの平均年齢は80歳くらい。1時間程度、おしゃべりして笑って。「このひとときが楽しい」って、みんな本当に元気よ。そんな私の公園仲間に比べれば、あなたはまだ若い! 今、ちょうど過ごしやすい季節だから外に出るだけでも気持ちがいいし、日に当たるだけでも健康になるから、近くの公園にでも出かけてみてください。今の日本にはあなたのような人がいっぱいいるから、友達も見つかると思うわよ。ともかく、家の中にいたんじゃ何も始まりません。元気なうちに動きましょう。