ロングセラーの【水溶性色鉛筆】で楽しむ!大人の塗り絵の世界
色見本に寄るとこのように、水筆で溶かした部分の溶け具合がわかるでしょうか。
水溶性色鉛筆はたいてい「塗っただけでは色が暗めで、水で溶かすと鮮やかに変化する」ものが多く、水で溶かさないと何か落ち着かない気持ちになるなか、プリズマロは「水で溶かすかどうかは場面に応じて決められる」ところも良い点です。
0.05mmの顔料ミリペンで絵を描き、プリズマロで塗ってみました。
紙面の上部に書いてあるのが使った色と色番号です。
肌の色は、011番ペールイエローをまず塗り、そのあとに051番サーモンを重ねて混色しています。さらに021番ネープルズイエローを影の部分に加えても良さそうです。
着物の部分は075番インディアンレッドで縞を引き、水筆で溶かしました。芯が硬いこともあって、完全には溶けずに、縞の線は残ってくれるところが具合いいです。
また、帯と着物の裏地に見立てて塗った190番グリーニッシュブルーは塗ったままで、水で溶かしていません。溶かさないことで色鉛筆独特の「紙の凹凸感を出す」ことができます。
下の人物の着物は191番ターコイズグリーンで縞を、帯は020番ゴールデンイエローで塗りつぶしたあと、上と同じく水で溶かしています。
また、草履の側面を139番インディゴブルーで塗ったあと、その色を水筆で足の裏が当たる面になりゆきで広げています。元の塗りを残しつつ周辺に淡さを出せるのもプリズマロの利点としみじみします。
製品は、6色、12色、18色、30色、40色、そして80色などがあり、缶ケースの他に冒頭写真のような80色木箱入りもあります。
木箱入りの良いところは「それ自身が収納具として机上で扱いやすい」点です。
色鉛筆は、色数・本数が増えるほどに「立てる派」と「寝かせる派」に分かれ、筆者は寝かせる派でありますが、なおも模索中。
今後、色鉛筆の快適な保管や使い方を話題にしたいと思います。
心鮮やかに彩色いたしましょう!
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