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【認知症母との介護生活#27】ちちんぷいぷいで乗り越える?笑って泣けるコロナ禍の介護

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更新日

ぱいなっぷりん

60代主婦の日常を、4コママンガとエッセイにしてブログで配信をしている、ぱいなっぷりんさん。その中から、「認知症母との介護生活」を順に紹介していきます。
※今回は、2021年1月のコロナ禍で描いたエッセイマンガです。

▼「認知症母との介護生活」マンガ 1話から読む▼

>>想像の遥か上を行く発想をする母に、考えたことは?【認知症母との介護生活#1】

コロナ禍で大変な夕食作り

コロナ禍での
認知症母との生活は
タイヘン

そもそも 母は
コロナが流行っていること 自体
あんまり わかっていないようだし

世代的にも
衛生観念に ズレがある

その結果
除菌やら 手洗いの重要性を
認識できない

これで 90年近く
無病息災でやってきた

と言い張る

そんなに心配なら
「ちちんぷいぷい」
とおまじないを唱えれば
バイキンなんて 消えるわよ

と鼻で 嘲笑う

ホント 憎たらしいったら

それでも
高齢者は コロナにかかると
重篤になるリスクが 高いので

娘としては
本人のためにも 周りのためにも
除菌 手洗いは
口を酸っぱくして 言うしかない

言った傍から 忘れるから
酸っぱさに 口がしゅわしゅわしてきても
とにかく 言い続けないと

ところで

この 世界の中心で
ちちんぷいぷい を叫ぶ母の
日常の中での コロナリスクは
ほぼ 以下のふたつに
限られる

ひとつは
私からの 感染

だから 私は
極力 外出を控え

どうしてもの時は
できるだけ短時間で 用を済ませ
密も 避けるようにしている

だって
もし 私からの感染で
母が死んだりしたら
絶対 後悔するもの

そして
もう一つの リスクは
デイホームでの クラスター発生

幸い 母が通っているところは
スタッフさんが
本当に 気を配ってくださっていて

今のところ 問題はない

けれど
先のことは わからない

かといって
高齢者が
家に閉じこもってばかりいると
それは それで

認知機能が衰えたり
鬱になったり
足腰が弱ってきたり

といった
別のリスクもあるわけで

この 八方塞がりの現実に
果たして 打つ手はあるのか?!

母なら きっと
こう 言うだろうけど

「ちちんぷいぷい」のおまじないを
唱えていれば 大丈夫!

▼次回はこちら▼

>>【認知症母との介護生活#28】ドアチェーン、かけないで〜!外出時の“介護あるある”に今日も振り回される

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