59歳「髪のパサつき、根元のつぶれが気になります…」 人気ヘアサロン【ZACC・高橋さん】が教える若返りカットとは?
ヘアスタイルが変わると、気分も装いも変わる! そして、白髪やボリューム不足、老け見えといった「髪のお悩み」解決の糸口にも。今回は雑誌「ゆうゆう」の読者モデル・大倉美穂さんが、人気ヘアサロン「ZACC」代表・高橋和義さんのヘアカットで大変身します。
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髪のお悩みが絶えない、ゆうゆう世代。絶大な人気を誇るヘアサロン「ZACC」代表の高橋和義さんに、カットで変身をオーダーしました。
ボリューム位置の設定で悩み解消と若返りを叶える
「髪がパサつき、うねりやすい軟毛。根元はつぶれるのに変なところで広がるので、数カ月に一度は縮毛矯正しています。ここ数年は前髪や生え際の毛量が減って……若々しくイメチェンできたらうれしいです」(大倉美穂さん)
ゆうゆう世代ともなると、髪質も変化し、大倉さんのように髪の悩みは増すばかり。しかし、ZACC代表の高橋和義さんは「カットでボリュームのメリハリをつければ、かなり印象を変えることができます」と心強い言葉で、背中を押してくれた。
「大倉さんの場合、トップがつぶれて毛先にボリュームがあるため、実際よりも顔が大きく見えています。まずは広がりやすい中間部分と、毛量が多い襟足のボリュームをカットでとりました。顔の中間部分はボリュームを出し、さらに前髪は厚めに。重心を引き上げることでリフトアップされ、若々しい印象になりますよ」(高橋さん)
レイヤーを入れて毛先を軽やかな外ハネに。こうすることで、華やかさと軽やかな印象をプラスすることができるのだとか。
「大倉さんは、髪のパサつきをとても気にされているので、酸性のカラーリングを用いました。縮毛矯正もトリートメント成分をたっぷり含んだものにし、パサつきやすい毛先のコンディションも整えます」(高橋さん)
ゆうゆう世代は「髪をいたわるケアが必須」と高橋さん。さらに、白髪染めの色みにもひと工夫がある。縮毛矯正した髪は褪色すると黄色みが強く出るが、ブラウンにパープルをプラスすることで黄色みを抑えられ、パサつき感もセーブできる。
カラー、縮毛矯正、カットのすべての工程を終えた大倉さんの表情は一段と明るくなった。
「驚くほどフロントにボリュームが出てびっくり。生え際も気にならなくなりました。何だか顔全体がリフトアップして見えて感激。ブローしなくても外ハネスタイルが簡単にできるカットにしていただいて、気分も若返りました」(大倉さん)