78歳・読者モデル「娘に老けたと言われてショックだった…」 スタイリスト【西ゆり子さん】直伝の着方テクで大変身!
装いは自分らしさを語り、日常を輝かせる大きな力に。ドラマスタイリスト・西ゆり子さんが語る、好きを大切にするおしゃれと「着る力」の磨き方とは? 雑誌「ゆうゆう」の読者モデル・ゆうゆうフレンドが西さんのレッスンを体験しました。今回は笠原淳子さん・78歳です。
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Profile
西 ゆり子さん ドラマスタイリスト
にし・ゆりこ●1950年生まれ。
スタイリストとして、ドラマ「ギフト」「セカンドバージン」「七人の秘書」などおよそ200作品に携わる。
2019年度「日本女性放送者懇談会50周年特別賞」受賞。
「着る学校」校長。
著書に『Life Closet』(扶桑社)など。
ゆうゆうフレンド・笠原淳子さん(78歳)が目指すこれからの自分像「娘に若いねとほめられる明るい色にチャレンジしたい」
かさはら・じゅんこ●2019年ゆうゆうモデル(現ゆうゆうフレンド)オーディション合格。
1男1女の母で、現在はひとり暮らし。
着たい!と一目惚れしたグリーンワンピースがコーデの要
72歳でリタイアし、それまで髪を染めたり明るい印象の服を着たりしていたのをやめた途端、娘に「老けた」と言われたのがショックだったという笠原淳子さん。とはいえ、あまり目立つ服は年齢的にどうかと思い、どんなものを着ればいいか、スッキリしませんでした。ですが、西さんの“自分がいいと思ったものが一番”という服選びの基本に勇気をもらえたのだそう。今回は、多少インパクトが強いかもと思ったものの、大好きな緑色でピンときた好みのワンピースをセレクト。
西さんは、「このワンピースに、白のインナー、白のパンツを選べるなんて素敵ですね。ウエストを隠すのをやめ、調節して肌の抜け感を出せば、もっとこのワンピースを軽やかに着こなせますよ」とアドバイス。笠原さんも期待が膨らみ満面の笑みに!
襟を立て、袖口を折り返すとシャツの表情が見違える
シャツワンピと白のトップスはそのままに、パンツとサンダルをチェンジ。これだけでも白の縦ラインがきいてあか抜けますが、さらに西さんのワザで素敵に。シャツの襟を立てる、袖口を折り返して袖の端や折り幅を見せる、などでキリッとした表情が生まれ、メリハリが出ました。手首を見せ、抜け感を出せばスタイリッシュに。