56歳・読者が体験!「脱白髪染め」ができると話題の【白髪ぼかしカラー】とは?
ヘアスタイルが変わると、気分も装いも変わる! そして、白髪やボリューム不足、老け見えといった「髪のお悩み」解決の糸口にも。今回は、雑誌「ゆうゆう」の読者が、噂の「白髪ぼかしカラー」を体験しました。
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「脱白髪染め」ができると評判の「白髪ぼかしカラー」とは?白髪はどうなるの? 白髪染めに悩む読者が体験しました。
シングレイハイライトチーム代表・カイユウキさん
白髪ぼかしカラー集団「シングレイハイライトチーム」を結成。
※カイさんの新規予約は停止中。予約は全国のチームメンバーに。
https://graycolor.pro
白髪は隠すのではなく、素敵な素材と捉えて髪色を楽しむ
「30代からちらほら白髪が出てきて、それからずっと白髪染め。今は4カ月に一度のサロンでのリタッチと、自宅でのカラートリートメントで白髪をカバーしています。でも、もう白髪との追っかけっこ状態に疲れてしまって」そう話すのは小笠原幸子さん。
「一番大切なのは、今後どうなりたいかです。完全グレイヘアか、真っ白は少し早いと思うのか。将来の希望の姿へ向かう道をつくるのが、『白髪ぼかしカラー』なんです」(カイさん)
「いつかはグレイヘアにしたいけれど、娘が『真っ白はおばあちゃんみたいで嫌だ』と。だから、白髪を生かす髪色にしたいんです」(小笠原さん)
「悪者のように思われがちですが、白髪は真っ白いキャンバスと同じ。何色にでも染まります。黒髪だと叶わない微妙なニュアンスカラーも楽しめるので、髪色のおしゃれが広がると思ってほしいんです」(カイさん)
今回は筋状にブリーチを入れて白髪と白髪染めした部分をなじませ、グレージュ(グレーベージュ)に染めた。
「思ったより濃いと思われるかもしれませんが、これは毛先に残った白髪染めの色となじませるための第1段階。今は根元3センチの白髪も半年後には白髪の分量が増え、白髪染めの黒い部分が減ります。そこでもう一度ブリーチを入れ直すと、もう少し明るめのグレージュに。無理なく白髪を生かしたカラーへ移行できますよ」(カイさん)
白髪ぼかしカラーとは?
白髪染めをやめ白髪を生かした髪色にするというもの。白髪染め部分をすべて脱色して白髪のトーンに合わせる方法と、筋状にブリーチして、徐々に白髪の分量を増やしていくパターンなどがある。詳細はYouTubeチャンネル「白髪ぼかし専門美容師カイ」で。
Before
カラー直後
3カ月後
YouTubeでの施術例。グレイヘアへの移行が希望のため、白髪染めで入った染料をすべて脱色し、明るめのグレージュカラー(グレーベージュ)で染めた。3カ月後には、着物が似合う素敵なグレイヘアに。