【身近に潜む事故体験記】高校生の娘が完治3か月以上の火傷!!ピザを温め直そうと思っただけなのに…
久しぶりに使った、昔ながらの外国製オーブン。ピザを取り出そうとしたその瞬間、まさかのアクシデントが――。思わぬ“熱源”が引き起こした、家族のひやり体験とは?
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先日、親戚の家で、集まった時のこと。ピザを温めるために使用したのは、ビルトインの大型電気オーブンで、その昔ハイカラな感じが気に入って購入したという外国製です。しかし、購入して随分経ち、今はほとんど使っていないとのことでした。
その日は親戚一同が集まり、購入した大きいサイズのピザを温める際に、どうせならそのオーブンを使ってみようということになったのです。
確認しながら温度設定やら時間設定やらをおこなって、ピザは無事に焼き上がりました。オーブンは、全面の上部についた取手を手前下に引っ張ってドアを開けるタイプ。ピザを取り出そうと手を差し入れた時のことです。なんとオーブン内の上部、庫内のすぐ手前部分に電熱コイルが剥き出しになっている仕組みでした。ピザを入れたときには、そんなところに熱源があることに誰も気づいておらず、取り出すときにたまたま指が触れてしまったのです。
完治までは3ヶ月以上、生活にも支障が出てしまいました
火傷をしたのは私の高校生の娘です。右手の親指の関節付近に大きな水脹れができて、完治まで3ヶ月以上かかりました。
とにかくすぐに冷水と氷で冷却しましたが、しばらくすると痛みが出てきたので鎮痛剤を使いました。翌日には大きな水ぶくれができて、数日後には水が溜まってきました。
ちょうど週末だったので、週明けを待って、念の為皮膚科を受診しました。水脹れに溜まった水は、自然に抜けるのを待たないと細菌感染する可能性があるということだったので、できるだけ指に何も触れないように気をつけて、包帯で緩くカバーして生活。子供は皮膚が薄いからなのか想像以上に大変でした。
火傷の経験はこれまでほとんどなかったのですが、意外と酷いことになると感じました。
また、火傷したのが利き手の親指だったため、生活にも支障が出ました。娘はロングヘアですが、右手が使えないので自分では髪を洗えないし乾かせません。また、当時は冬だったのですが、袖が細い服は着脱時に擦れるので着ることができません。さらに、スポーツができないので体育の授業はしばらく見学……。
ありがたいことに、半年程度経った今はもう跡形なく綺麗になおりましたが、まさかそんな怪我をするとは思っていなかったのでびっくりした事故でした。どこにも怪我がない生活のありがたさを実感しました。普段使わない家電を使用する際には気をつけたいと思います。
(40代・会社員)
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