50代のストレスなし節約術!中道あんさんが教える「お金と向き合う4つのルール」とは?
ルール3 投資した資産額のわずかな変動に一喜一憂しない
2022年の株式市場は散々でした。驚くほどの円安になり為替は1ドル150円台まで値下がりしました。いったいこれからどうなるのだろう?なんて考えても素人にの私に分かるはずもありません。だから気にしない、静観することにしました。
投資は当面必要のない資金でしており、老後のためのものです。つみたてNISAや米国のETFのわずかな変動を気にしたところで、すべては途中経過でしかないのです。まだまだ現役で働くつもりなので、投資は10年、20年をベースに、なんなら一生使わないかもしれません、というくらいのんびりいこうと考えています。
若かりし頃の投資は株価の変動に一喜一憂したがため、ドキドキしたりハラハラしたり本当に心臓に悪かったのです。それは稼ごうという下心があったからです。そうやって、お金のことを考えていたからといって、お金は増えるわけではありません。自分のポートフォリオを眺めたところで、何らコントロールできません。
もう、そういうがめつさを消し去り、世界経済の発展を願うばかりです。そしたら、そのうち増えていくと信じています。
ルール4 裕福な人と自分とを比較しない
SNSなどで、とてもゴージャスな投稿を見ることが増えました。まるでラグジュアリーホテルのような住まい。高級レストランのような食卓風景。売るほどあるんじゃないかとツッコミたくなるような高級バッグが並ぶクローゼット。高級リゾートの休暇。隣の芝生は青く見える、と言いますが、まさに青く光っています。「いいなぁ」なんて思っているうちはいいのですが、「なんで私じゃないんだ」「どうせ私なんて」なんて嫉妬や卑下するようになったら危険。楽しいはずのSNSで幸福度を下げるほどバカげたことはありません。
子どもの頃、友だちが親から買ってもらったおもちゃが欲しくて、母におねだりすると、必ず「他所は他所。うちはうち」とたしなめられました。よく、上を見たらキリがない、と言われるけれど下を見てもキリがないのです。結局誰かと比較しても幸せにはなれないのです。一番いいのは、誰とも比較しないこと。今の自分に満足することだと思います。
老子の「足るを知る者は富む」ということわざが好きです。人の欲求や欲望はとどまることなく湧き出でくるもので、今以上に求め続けるといつまでたっても幸せになれないという教えです。
▼あわせて読みたい▼
>>「可愛いけれど、お金が追いつかない?」孫への“出費”とマイルール【中道あんさん流】 >>贅沢?浪費?それとも…“私の人生が楽しくなる1,000円”の使い方【中道あんさん流】 >>60代からは上手に手を抜く人生へ【中道あんさん流】「家事を手抜きしても、暮らしは丁寧に」▼2023年2月1日に配信した記事を再編集しています。▼
