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50代から始める老後不安に打ち勝つ投資と貯蓄のコツ【中道あんさん直伝!】

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中道あん

お金にお金を稼がせる、借り入れを利用するからくりとは

別のケースを考えます。銀行で「年利2%」で300万円を借りる。そしてそれを10年で返すとする。すると毎月の返済額は2万7604円です。

もし300万円を「年利9.6%」で運用すると毎月もらえる利息は約2万4000円。(注1)

返済が2万7604円で、もらえる利息が2万4000円。差額は毎月3604円。

300万円を10年借りる借金をして毎月3000円強を10年間支払うと手元に残るものは……。300万円の不動産が手に入る。というからくり。(注2)

毎月3000円の出費。貯金するだけなら36万円にしかならない。しかし、借入を利用することで300万円になる。
投資がらみの書籍に紹介されていたのを読んで衝撃が走りました。
自分が無知でしかなかったと気づきました。私がしんどい思いをして貯めたあの3万3000円が空しく思えるほどの現実です。

私は、常々「借金するのだけは避けたい」無借金企業にしたいと思っていました。それは、借金したら、悪いことが起きる。借金とは苦しいものだ。借金とは減ることだ。借金すれば奪われる!という思い込みからかもしれません。でも、いい借金というのは「活動資金」が増える。つまり「お金」に「お金」をより稼がせることができるという発想です。

50歳でブログを始め、55歳で起業して自分でコツコツと「お金」の仕組を作ってきたつもりでしたが、まだまだ考えが浅いことに気づきました。

次に、いい物件を発見できたら今度は借金して投資するつもりです。

(注1)単利で計算した場合。
(注2)「年利2%」で借りられるか、「年利9.6%」で運用できるかは保証がなく、リスクを含みます。高い利回りで運用する商品はリスクが高くなります。

※投資では、元本割れする可能性があるので、運用は十分に気をつけて行いましょう。この記事は特定の金融商品や運用方法の推奨、投資アドバイスなどを目的としたものではありません。ご自身の判断で行ってください。


▼2023年8月1日に配信した記事を再編集しています。▼


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