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【認知症のあるある対策】食事を忘れる・トイレの失敗時の寄り添い方5選

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ゆうゆう編集部

ホワイトアウト渓谷

見回せば視界は真っ白。どこにいるんだっけ? 何をするんだっけ?と混乱するのがこの渓谷。トイレの失敗も、ここに迷い込んだからかもしれません。ドアが閉まっているのでトイレだとわからなかったり、自分と便座との距離感がつかめずうまく座れなかったり。問答無用で紙パンツを使う前にアイデアを練りましょう。

トイレの失敗が増えた

トイレに間に合わずに漏らしてしまうことが増えてきた。怒っちゃいけないと思うけれど、切なくてついきつい言い方をしてしまう。紙パンツを使ってもらおうかな。

たとえば……

●便座カバーや便座シートにひと工夫
便座の場所や形を把握しにくいようなら、便器と同化しない、はっきりした色の便座カバーをつけてみましょう。

●トイレのドアを常に開けておく
視界に入らないものは見つけられないのがこの渓谷。常にドアオープンで、ホワイトアウトに遭遇しなくなるかも。

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取材・文/本木頼子
イラスト/稲葉千恵美(オフィスナイス 『認知症世界の歩き方 実践編』より)

※この記事は「ゆうゆう」2025年10月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

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