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海外旅行12年ぶり!【イラストレーター・堀川波さん】英語が苦手でも「好き」を共通言語に世界中どこへでも

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ゆうゆう編集部

大人旅で自由な自分を取り戻す

ロンドンでヴィンテージファブリックのコレクターさん宅を訪ねたり、ラトビアの「森の民芸市」で買い物を楽しんだり。今回の旅で堀川さんはたくさんの人、コト、モノに出合い、たくさんの「好き」を見つけることができたという。

「一緒に旅したメンバーは、好きなものが近くて、『森の民芸市に行く!』という共通の目的があり、みんな大人。会計担当、自炊する日の料理担当、皿洗い担当など役割分担をして、適度な距離感を保ったままストレスなく過ごせたのは、大人旅ならではでした」

メンバーの中には、今回が初海外という人もいたそう。

「『絶対にひとりにしないで』とおびえまくっていましたが、帰国後しばらくしたら、彼女、スペインを1カ月かけて周遊したりしてるんですよ(笑)。いくつになってもやろうと思えばやれるもの。余談ですが、20年間ペーパードライバーだった私は50歳で首都高も運転できるようになりました。海外旅行やひとり旅を躊躇している人がいたら、無理!と思わず一歩を踏み出してもらいたいですね」

堀川さん自身も、帰国後「行けた行けた!」「またどこかへ行きたい!」と自信につながったという。

「大人旅の魅力は、若い頃を思い出せ、自由な自分を取り戻せること。何ごとも“初めて”は尊くて、何歳になっても“初めて”を集められるのだと実感しました。大人旅は “好き”を共有できる人と、何かを見に行く、何かを食べるといったテーマを設けるのがおすすめ。達成感を味わえますよ」

ラトビアの古書店で出合った手芸本たち

「ラトビアのリガの街を散歩中に見つけた古書店から、古い手芸本をたくさん連れて帰ってきました。毛糸で編んだしおり?が挟まっていたりして、前の持ち主の気配にときめきました」

手仕事をめぐる大人旅ノート

大和書房

英語は苦手で体力にも自信はないけれど、「好きなもの」を追求する情熱だけは負けない―。そんな堀川さんがイラストで綴った大人旅の記録。旅支度や現地での過ごし方のヒントも満載。

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撮影/ワタナベミカ 
取材・文/志賀朝子

※この記事は「ゆうゆう」2025年10月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

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