80歳の意外な趣味【箸置きアート】で広がる世界！時間を忘れるほど楽しさとは？

『箸置きアート』

私が介護で旅行ができない状況になったとき、旅に出る友人たちが「お土産はなにがいい？」と聞いてくれました。私はすかさず「箸置き」と答えました。その頃、夫が友人を招いたときに箸置きの数が足りなかったことがあったからです。旅先に箸置きが売っていなかったらと思い、「キーホルダーか根づけでも……」と付け加えました。
小さくて軽くて購入しやすかったからか、友人たちからのお土産はどんどん集まってきました。その後夫が亡くなり、たくさんの箸置きは必要なくなってしまいました。どうしようか？と考えたとき、ふと「箸置きとキーホルダーや根づけを組み合わせて、アート作品を作ってみよう」と思い立ちました。作り始めると楽しくて、時間を忘れてしまいます。こんな時間をつくってくれた友人たちに感謝しています。
（みやびまあさん　80歳・愛知県）

編集部：ご友人たちの真心も含まれた箸置きアート、眺めていると気持ちがほっこりしてきますね♡　夢中で作品を作る時間、とても尊いと思います。

『新しい友達』

60代になって、新しい友達ができました。私は近所の学校にボランティアに行っていて、そこで知り合いました。何だか話が合いそうだと思い、LINEを交換してお茶に誘ってみることに……。カフェでいろいろと話をしていると、頼むメニューの好みをはじめたくさんの共通点が見つかり、盛り上がりました。家も近所ということで一気に距離が縮まって、その後も何度かランチやスイーツを食べに行きました。LINEでつながっているので、以前に比べて誘いやすくなったのがよかったなと思います。
次は、四国の人気観光列車「伊予灘ものがたり」に乗車する予定を立てていて、とても楽しみにしています。ボランティアに行っていろいろな人と知り合う機会が増え、友達ができたことをうれしく思っています。
（マフィンさん　64 歳・愛媛県）

編集部：「年齢を重ねてからの友達づくりは難しい」と、よく聞きます。マフィンさんのように積極的に行動することが、素敵な出会いにつながるのだと思いました♪

イラスト／山田円
※この記事は「ゆうゆう」2025年10月号（主婦の友社）の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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