50代以上の女性の骨年齢も3歳若返り!6カ月で結果を出した【インターバル速歩】とは?サルコペニア対策にも!
日本発の歩き方が、いま世界で注目を集めています。その名も「インターバル速歩」。ただ歩数を稼ぐのではなく、“歩き方”そのものに秘密があるのだとか。海外のSNSでバズり、専門家も驚く効果が話題です。開発者の能勢博先生に、このウォーキングの魅力を伺いました。第3回は、10歳若返りを実感できるという効果を解説。
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>>世界がハマる【Japaneseウォーキング】 3分ごとの切り替えがカギ!『インターバル速歩』を解説インターバル速歩で体力アップ。10歳もの若返り効果を実感
ゆうゆう世代の大半の人が「若い頃より、疲れやすくなった」「疲れが抜けにくくなった」と感じていることでしょう。それはズバリ、体力(=筋力+持久力)が落ちたから。でも、「そうだよね。年をとれば体力は落ちるもの。仕方ない」と、簡単にあきらめないで! 何歳からだって体力はつけられるし、今より疲れにくい体を手に入れることができるのです。
体力をつけるため、ポイントとなるのが「筋力」です。
加齢に伴って筋肉の萎縮が起こります。これを加齢性筋減少症(サルコペニア)と呼び、加齢現象の一つで、誰も避けることができません。そして、それに伴って、安静時、運動時を問わず筋肉の代謝機能が低下し、それに加えて筋肉が必要とする酸素を送る心肺機能(持久力)も低下します。さらに、重要なことに、そのことが生活習慣病を始めとするほとんどの加齢性疾患の原因であることが最近明らかになってきました。
その解決策として、「インターバル速歩」があります。それによって、筋力と持久力の両方をアップさせることができるのです。
<実証1>インターバル速歩で体力アップ
A=何もしないグループ
B=1日1万歩を歩くグループ
C=インターバル速歩をするグループ
に分けて5カ月間検証したところ、Cグループのみ、筋力が13~17%、持久力が10%もアップ。すなわち、体力年齢が“10歳も若返る”という結果が得られました。
体力年齢が10歳も若返ったら、仕事も家事も今よりどんなにラクにこなせることか! 趣味や旅行も10年前と同じぐらいの元気さで楽しめます。
