植えっぱなしで翌年も咲く!秋植えの小さな球根[8選]でガーデニングがもっと楽しくなる
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光武俊子
雪の下からも咲きあがる可憐な花【スノードロップ(ガランサス)】
開花期:2~3月
草丈:5~20㎝
落ち葉や雪の下から花首をもたげて、春の訪れを告げる可憐な花として愛されます。花後は地上部が消える春の妖精植物(スプリングエフェメラル)です。枯れたわけではなく、夏は休眠するため涼しくて乾き気味の場所で夏越しさせると、翌春も開花。移動しやすい小鉢仕立てや、落葉樹の下などで栽培するのが向きます。
青い花が房咲きや穂状に咲く【シラー(スキラ)】
開花期:3~5月
草丈:10~20㎝
学名のScillaの読み方で、シラーともスキラとも呼ばれます。ユーラシア大陸やアフリカ南部に100種以上ありますが、小球根として親しまれているのはシベリカやビフォリアなど数種。繊細な印象で夏は休眠しますが、意外に丈夫で育てやすい。夏は涼しい場所が適します。
小さな球根から次々に花を上げる【アネモネ】
開花期:2~5月
草丈:15~40㎝
球根はひからびていて、急に水分を含むと腐ってしまうことがあります。あらかじめ湿らせた用土に埋めて、しばらく水やりしないのが◎ 最近は晩秋から開花苗も出回り、年内から春まで長く楽しめます。アネモネは華やかなコロナリア以外にも、白花を咲かせるネモローサやシルベストリス、イチリンソウなど、山野草的な仲間も人気です。
芝生の彩りや水耕栽培などに【クロッカス】
開花期:2~4月
草丈:5~10㎝
日ざしが当たるとパッチリ開く花は、小さくてかわいらしいものです。芝生の中に植えておいたり、室内の水耕栽培でも楽しめます。秋に咲いて、食品の色づけに使うサフランも仲間です。水栽培で咲かせた球根は、花後に庭や鉢に植えて肥料を与えて球根を太らせます。
