植えっぱなしで翌年も咲く!秋植えの小さな球根[8選]でガーデニングがもっと楽しくなる
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光武俊子
ペチコートのようなスイセン【ナルキッスス・バルボコディウム】
開花期:1~3月
草丈:10~20㎝
ナルキッススはスイセンの学名で、バルボコディウムなどの種の名前をつけるときは、和名でなく学名で表記します。ヨーロッパ南西部などに分布する原種で、針のように細い葉とペチコートのような花形からペチコートスイセンとも呼ばれます。2年目は咲かなくても3年目に咲くこともあるので、気長に育てましょう。
花色や花形がバラエティー豊かに【ムスカリ】
開花期:3~5月
草丈:15~20㎝
壺形の小花をブドウの房のように咲かせる姿がユニークです。紫青と白の花色が、近年はピンクや水色、バイカラーなどと多彩になり、トサカのようなフォルムの園芸品種も登場。芳香を放つ品種もあります。植えっぱなしにすると葉が長く伸びすぎるので、掘り上げる場合は遅く植えつけるのがおすすめです。
小球根はこんなふうに楽しみたい
草丈もコンパクトなものが多く、愛らしい様子を生かすには、種類ごとに小さめの鉢に単植して、数種を組み合わせてみませんか。根がよく張れる深さのある鉢なら、数年は植えっぱなしにできます。夏に休眠するタイプなら、夏の水やりは中止して日陰に置き、秋に水やりを再開してもOK。
秋植え球根は植えつけるとすぐに根が伸び出すので、冬の間も水やりを続けます。冬も咲き続けるパンジー&ビオラなどと寄せ植えすると、忘れがちな冬の水やりも安心です。
普通サイズのチューリップなどの株間を埋めるような寄せ植えや、花壇の手前を縁取るのにも向いています。
小さな球根を庭で見失わないように、ザルなどに入れて植えておくと、分球した球根もいっぺんに掘り上げられて便利です。丈夫で育てやすい小球根をぜひ試してみてください。
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