「106万円の壁が撤廃!」であなたの生活何が変わる?定年後も収入と年金を増やす方法
定年が近づき「この先どうなるのか」とお金の不安を抱き始めた方は必見! 家計再生コンサルタントとして2万4,000件以上の相談を担ってきた横山光昭さんの話題の新刊『定年後のお金が心配になったら 知りたいことが全部のってる本』より、一部抜粋してお届けします。第3回は、「106万円の壁が撤廃!」について解説。
▼第2回はコチラ▼
>>65歳を過ぎても働くなら要注意!2026年4月から変わる【年金制度】働きながら損せず年金を受給する方法は?パートで働くなら厚生年金に加入して今の収入&将来の年金をふやそう
106万円の壁が撤廃に
パートやアルバイトで働く人のなかには、年収が106万円を超えると社会保険料の負担が発生して手取り収入が減るため、「106万円の壁」を意識して働き方を調整している人は多いでしょう。
しかし、2025年の年金制度改正で、3年以内に106万円の壁は撤廃されます。さらに、将来的には、もう一つの加入条件「勤務先の規模51人以上」が徐々に撤廃されて、最終的には「学生以外で週20時間以上、2カ月を超えて働く人」は、全員が社会保険に入ることになる予定です。
「壁」を気にせずどんどん働こう
社会保険加入で手取り収入が減るのはダメージですが、壁を気にせず働く時間をふやせば収入アップが期待できます。しかも、保険料の半分を勤務先に負担してもらいながら、将来の年金額をふやせておトク。
厚生年金は加入期間が長く、収入が高いほどもらえる額がふやせます。たとえば、月給20万円で10年間働いた場合、年金額は年約13万円アップ。公的年金は終身受け取れますから、長生きするほどもらえる年金総額はふえます。どんどん働いて、収入と年金をダブルでふやしていきましょう。
【知っ得!】今後の働き方から年金額を予想してみよう
厚生労働省の「公的年金シミュレーター(https://nenkin-shisan.mhlw.go.jp)」は、今後の収入やリタイア年齢などを入力すると年金見込額が試算できます。ねんきん定期便に記載された「年金試算用二次元バーコード」を読み取ればできるので、ぜひお試しを。
年収106万円の壁を意識せずに働けるように
加入期間が長く、収入が高いほどトクをする
10年間で支払う厚生年金保険料の総額は、
月額の厚生年金保険料 1万8300円×12カ月×10年 =219万6000円
増加する年金額は、約13.2万円/年
65~82歳まで受け取ると? 13.2万円×17年 =約224万円
長生きするほどおトク!
イラスト/ホリグチイツ
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定年後のお金が心配になったら 知りたいことが全部のってる本
横山 光昭著
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