記事ランキング マンガ 連載・特集

和田秀樹さんが語る「“ちょい太め”のほうが元気で長生き」コレステロールの意外な真実

公開日

更新日

和田秀樹

ちょい太め コレステロールは 下げちゃダメ

「ふくよか」という話で、もうひとつ強調しておきたいポイントがあります。

それは「ちょい太め」の人のほうが、元気で長生きということです。

高齢者医療の専門家として、多くの人を診てきた経験からだけでなく、実際の調査データでも、はっきり証明されています。

多くの人は「コレステロールは体に毒」とか「早死にの原因になる」と思い込んでいます。でもそれは“常識のウソ”です。なぜなら現実には、痩せている人のほうが、がんになりやすかったり、早死にしたりしているわけですから。

「コレステロール値が高いと、心筋梗塞や脳梗塞になりやすい」という、医学の定説も、いまでは見直す医師が増えてきました。実際に「コレステロール値を下げたら心筋梗塞の人が増えた」という実態調査があるのです。

コレステロールは、体を構成する大事な要素です。筋肉や血管、内臓などの原材料になるからです。免疫力や体を維持する代謝力にも重大な関わりをもっています。要するに、コレステロールが不足すると、体が弱くなってしまうのです。

しかも幸齢になると、体のなかの「コレステロールをつくる能力」が低下してきます。つまり、不足状態になってしまうのです。幸齢者の肌がカサカサしたり、筋力が低下するのも、こうしたコレステロール不足が一因です。

不足したコレステロールを補うには、食事で摂るしかないのです。

コレステロールを減らせば、痩せて衰える。増やせば、元気で長生きする——。

さて、あなたはどちらがいいでしょう? 私はみなさんに、ちょい太めでも、元気で長生きしてほしい、と願っています。

※この記事は『女80歳の壁』和田秀樹著(幻冬舎刊)の内容をウェブ記事用に再編集したものです。

▼あわせて読みたい▼

>>孤独死も悪くない?【和田秀樹さん】大往生を叶える生き方の秘密がすごい! >>放置すると悲惨な80代に突入!?和田秀樹さんが語る「70代前半でしがちな油断」とは >>和田秀樹さんが語る【女80歳の壁】とは?「いま一緒にいて楽しいと思えない夫が70代、80代になって楽しくなることはない」

女80歳の壁

和田秀樹著
幻冬舎刊

80歳以上でいきいきしている「幸齢女子」は、「80歳の壁」をどのように乗り越えているのだろうか。
その最強の生活習慣を解説。人生を最後まで充実させたい女性必読の一冊。

※詳細は以下のボタンへ

画面トップへ移動