ラジオ体操は「正しくやる」だけで変わる!認知症リスク18%低下の報告も。科学が示す健康効果
子どものころから親しんできた「ラジオ体操」。実は、正しく行うことで全身400以上の筋肉を使い、姿勢改善や体力維持、健康増進にもつながる“すごい体操”だと知っていますか? 道具もいらず、短時間でできるのに、続けるほど体が変わっていく——。そのノウハウを、新刊『じつはすごい! 科学的に証明された本当のラジオ体操』(アスコム刊)から、5回に分けてご紹介します。第1回は、ラジオ体操が持つ真の力について。
科学的に証明されたラジオ体操の力!
全身の筋肉を動かし、血流や心肺機能を高め、認知症の予防も!
全身400を超える筋肉を刺激!
ラジオ体操は理想的な全身運動。わずか3分間で体の筋肉をくまなく刺激することができます。
実際にラジオ体操第一の動きを細かく整理したところ、表情筋などの顔の筋肉を除く、全身400以上の筋肉が動いていることがわかりました*。
* 東京都健康長寿医療センター研究所・植田拓也らによる観察に基づく動作解析の結果より
3分間の動きの中に、指先からつま先まで、大小の筋肉を効率よく刺激する工夫がいっぱい。だからこそ体すべてが健康になり、柔軟性が高まり、日常の動きがスムーズになっていくんです。
血流を改善し心肺機能も高める!
全身を大きく動かすラジオ体操は、筋肉のポンプ作用をしっかりと働かせて、滞りがちな血流をスムーズにしてくれます。
とくに、肩や背中、太ももなどの大きな筋肉を連動させていく「協調運動」は、ラジオ体操ならではのポイント。自然と全身の筋肉がほぐれ、体がぽかぽかと温まっていきます。
また、腕を大きく上げたり、胸を開いたりする動きは、心肺機能へよい効果を生み出します。
実際、ラジオ体操を続けている方を調査したところ、呼吸機能を年齢換算した「肺年齢」が実年齢より若い傾向にあることもわかりました*。
*一般財団法人 簡易保険加入者協会委託調査「平成25年度 ラジオ体操の実施効果に関する調査研究」より
