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初夏に咲く青い花8選 草丈を生かして奥行きを楽しむ【ガーデニング】

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光武俊子

やさしく風にそよぐ花【リナム(フラックス)】

開花期:4~7月
草丈:40~70cm

和名の亜麻(アマ)で呼ばれることも多いハーブです。数種類あるなかで、多年草の宿根フラックスは株元から花茎が何本も伸びて、大きめの花が風に揺れて涼やか。風通しのよい日当たりを好み、真夏の暑さや過湿は苦手です。一年草として扱うのがよいでしょう。

キャンドルのような花穂【ベロニカ・スピカータ】

開花期:6~8月
草丈:30~60cm

トラノオの仲間で、キャンドルのような花穂が愛らしく涼やかです。和洋どちらの雰囲気にも合い、切り花でも人気。ハチやチョウなどを呼びよせて、ナチュラルガーデンに適します。日なたから明るい日陰まで適応して、酷暑や蒸し暑さは苦手です。二番花が咲きます。

星形の花を群れ咲かせる【イソトマ(ローレンティア)】

開花期:5~7月
草丈:20~30cm

星形の花と切れ込みの深い葉で爽やかな雰囲気です。はこんもりと茂るというより横に広がるので、花壇の前方や吊り鉢などに適します。暑さ寒さにはあまり強くないため、一年草として扱われますが、初夏の花後に切り戻すと、9月下旬から再び開花することもあります。

小さなチョウが群れ飛ぶよう【ロベリア】

開花期:4~10月
草丈:10~20㎝

ロベリアのなかには草丈高く赤花のサワギキョウもありますが、青花はルリチョウソウ(ロベリア・エリヌス)がポット苗で多く出回ります。まるで小型のチョウが群れ飛ぶように咲く姿が愛らしいものです。暑さ寒さには弱い一年草ですが、吊り鉢などに仕立てると魅力的。

青い花を引き立てる植栽の配色

ご紹介した草丈高めの花から低めの花を組み合わせると、高低差のある植栽ができます。さらに青い花を引き立てる配色について考えてみましょう。

おすすめは、青の同系色になる紫色やピンクと、反対色(補色)になる黄色やオレンジ色です。同系色と組み合わせると落ち着いてよくなじみます。反対色(補色)とはメリハリがきいて際立ちます。

初夏に咲く青い花8選 草丈を生かして奥行きを楽しむ【ガーデニング】(画像12)

ベロニカの同系色の植栽

初夏に咲く青い花8選 草丈を生かして奥行きを楽しむ【ガーデニング】(画像13)

ヘリオトロープの反対色の植栽

また、白色の花はどんな色とも相性がよくて、互いに引き立て合うので重宝です。青い花はそれだけで美しいものですが、ほかの花々と組み合わせてさらにステキな彩りも楽しんでみませんか。

初夏に咲く青い花8選 草丈を生かして奥行きを楽しむ【ガーデニング】(画像14)

草丈低いロベリア同士

初夏に咲く青い花8選 草丈を生かして奥行きを楽しむ【ガーデニング】(画像15)

草丈高いカンパニュラ・ラティフォリア

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多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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冬越しとは、寒さに弱い植物を冬の寒さや霜から守って生き延びさせるための管理方法です。屋外に置いている鉢植えを室内に取り込んだり、花壇の土の表面にワラや落ち葉などを敷き詰めたりします。

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二番花とは、植物が最初に咲かせた花(一番花)のあとに続いて咲く花のことを指します。一部のバラやクレマチスなど、繰り返し咲くタイプの植物が代表例です。一番花の後に剪定や肥料を適切に施すことで、二番花をより美しく咲かせることができます。ガーデニングでは長い期間花を楽しむために、この二番花を咲かせることがポイントとなります。

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一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。

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開花とは、植物がつぼみから花を咲かせる現象を指し、植物のライフサイクルの中で繁殖を目的とした重要な段階です。開花には品種ごとの遺伝的要因に加え、温度・日照・水分・肥料などの栽培環境が大きく関係しています。開花の時期や条件を正しく理解することは、ガーデニングにおいて花を美しく咲かせるための基礎知識の一つとなります。

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誘引とは、植物の枝やつるを支柱やフェンスに沿って結びつけ、形を整えたり、日当たりをよくしたりする作業です。生長に合わせて、ひもなどでやさしく固定します。見た目を美しくするだけでなく、花つきや収穫量にも影響します。

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草丈とは、植物が地面からどのくらいの高さまで育つかを示す言葉で、園芸品種の選定や植えつけ間隔を考えるうえで重要な指標になります。低い草丈の品種は鉢植えや寄せ植えに向き、高い草丈の品種は庭の背景や目隠しとして活躍します。花壇づくりでは草丈のバランスを取ることで、奥行きや見栄えのよいレイアウトに仕上げられます。

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花穂とは、棒状に長く伸びた軸に花が密集して咲く花序の一種で、ラベンダーやミントなどのシソ科植物に多く見られます。花穂は多数の小さな花がまとまって咲くことで、視覚的にも香りの面でも存在感があり、昆虫を引き寄せる効果が高い形状です。ドライフラワーやポプリにも利用されることが多く、観賞と実用を兼ねた人気の高い花序形態です。

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花木とは、季節ごとに美しい花を咲かせる木本植物のことで、観賞を目的として庭木や公園などに植栽されます。ウメやサクラ、ツツジ、ツバキなどが代表的で、四季の移ろいを楽しめます。樹形や花色のバリエーションも豊富で、和風・洋風どちらの庭園にも取り入れやすい植物です。

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株元とは、植物の茎が地面と接するあたり、根元の部分を指す言葉で、水やりやマルチング、病害虫の発生チェックなど園芸作業の上で注目すべき場所です。特に多年草や樹木では、株元の通気性や湿度が健康維持に大きく関係し、落ち葉や腐葉土のたまり過ぎによって蒸れたり、カビが発生するリスクもあるため注意が必要です。冬越しや剪定後の管理でもポイントになる場所です。

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暖地とは、年平均気温が15℃〜18℃、冬も厳しい寒さになりにくい地域を指します。日本では九州や四国、沖縄、本州の関東以南の太平洋側などが該当します。こうした地域では、寒さに弱い熱帯植物や南国フルーツ、四季咲きの花がガーデニングで育てやすいのが特徴です。ただし、夏の高温多湿が植物の生長に与える影響もあるため、適切な管理が必要となります。

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支柱とは、植物が倒れたり茎が曲がったりするのを防ぐために立てる棒状の補助具。特に生長とともに高さが出る植物や、実が重くなる果菜類、つる性植物などに欠かせない資材です。ガーデニングでは、支柱の材質や形状によって景観にも影響を与えるため、景観に馴染む自然素材のものや色つきのものを選ぶことで、植物の生長を支えつつ庭の美しさとの両立を図ることができます。

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学名とは、植物や動物を世界共通で呼ぶために使われるラテン語などによる正式な名称で、属名と種小名の組み合わせから成ります。例えばバラの学名は「Rosa hybrida」で、学術的な識別や国際的な情報交換に不可欠です。和名や英名と異なり、学名は重複や誤認が少なく、分類体系に基づいた整理が行われています。

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和名とは、植物の名前を日本語で表した呼び名のことです。ガーデニングにおいて、学名や英名に加え、和名を知ることで親しみやすさが増します。日本の文化や風土に根差した和名は、植物の特徴や用途、見た目を表現したものが多く、例えば「桜(さくら)」や「藤(ふじ)」などが代表例です。また、古文や和歌にも登場することがあり、日本の歴史や文学とも深い関わりを見せます。

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低木とは、一般的に高さが約2メートル以下の小型の木を指します。ガーデニングでは庭の縁取りやアクセントとして使われることが多く、ツツジやユキヤナギ、ローズマリーなどが代表的です。剪定がしやすく、生長も制御しやすいため、初心者にも扱いやすい特徴があります。また、低木は季節ごとの花や葉の変化を楽しむことができ、庭に四季折々の彩りをもたらします。

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株とは、地面から芽を出して生長している植物の基本単位を意味し、特に多年草や野菜苗などでよく用いられます。例えば「このラベンダーは大株に育った」といったように、株の大きさや状態は植物の生育具合を示す指標にもなります。ガーデニングでは株分けや株の更新、株元の管理など、長期的な育成を考えるうえで頻出する概念です。

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枝とは、植物の幹や主軸から分かれて伸びる部分で、葉や花、果実をつける役割があります。枝の生え方や配置によって光の取り込み方や風通し、樹形が左右されるため、剪定や誘引を通じて理想的な姿に整えることがガーデニングでは大切になります。

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