「命があれば、めっけもん」不安に押しつぶされそうな日に思い出したい84歳の言葉
「もう歳だから」とあきらめるより、今日という日を機嫌よく、軽やかに楽しみたい。そんな生き方を実践しているのが、84歳の高橋恵さん。その暮らし方や考え方には、毎日を楽にするヒントがたくさんあります。新刊『84歳、「ま、いいか」で人生うまくいく』(あさ出版)から抜粋してご紹介する第5回は、「あれもしたい、これもしたい族」とは!?
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>>84歳・高橋恵さん流、迷ったら「頭・体・心」に聞く。「熟成された直感」で決めてみるコツ人生後半は、あれもしたい、これもしたいの「したい族」になる
どんなにお金や愛情に恵まれていても、老いは誰にでもやってきます。
84年生きてみると、本当にあっという間でした。
友人の訃報にふれるたびに、「あと何年かしら」と考えることもあります。
でも、考えても来るものは来るのです。
それなら、「あと何ができるかな」と考えたほうが、ずっと面白い。
私はそう思うようになりました。
そうして生まれたのが、あれもしたい、これもしたいの「したい族」という考え方です。
年齢を重ねると、「~してくれないかな」と、つい待つ気持ちになりがちです。
でも、それではなかなか何も始まりません。
だったら、自分で動いてしまったほうが早いし、楽しいのです。
「したい族」は少し欲張りですが、そのくらいのほうが、人生はよく動きます。
私が若いころ、80歳のおばあちゃんといえば、日向ぼっこをしてるイメージでした。
ところが、いざ自分がなってみると、ずいぶん違いました。
「病院より美容院」
「思い立ったら即行動」
おせっかい仲間たちと、笑って、食べて、しゃべって。
毎日、なかなかにぎやかに過ごしています。
娘にはこう言われます。
「ここまで元気なら、ババアイドル目指せば?」
―いいじゃない。
そう言われると、ちょっとその気になってしまいます(笑)。
「したい族」でいると、不思議と年齢が気にならなくなります。
やりたいことがある限り、人は自然と元気でいられるものです。
人生後半は、遠慮して縮こまる時間ではなく、少し前のめりになって楽しむ時間。
あれもしたい、これもしたい。
そう思えたら、もう立派な「したい族」です。
私は死なない―、なんて言ったら叱られるかしら。
でも、みなさんの心の中で、困ったときにちょこんと顔を出すような、そんな存在でいられたらうれしいなと思っています。
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