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その鉢、バラに合っている? 9月に見直したい鉢植えバラの植え替えとタイミング

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吉原美奈子

その鉢、バラに合っている? 9月に見直したい鉢植えバラの植え替えとタイミング

テラコッタの大鉢やバスケットに植えたミニバラ。ミニバラもたくさん集まるとインパクトがあります。鉢はこのままでも冬の土替えは必要です。

鉢バラを買ってそのままにしている人はいませんか? また今までバラの鉢栽培をしていた人も、の生長につれてこのままでいいのか疑問に思うこともあるかもしれません。9月はバラの植え替えによい季節。そのタイミングやバラに合う鉢の大きさについて解説します。

その鉢、バラに合っている? 9月に見直したい鉢植えバラの植え替えとタイミング(画像2)

樹高が1~1.3mになる‘ジュビリーセレブレーション’。鉢植えにも向きますが、樹勢が強いので成木になったら大きめの鉢で育てるのがおすすめ。

購入した鉢バラは植え替えが必要?

園芸店などでバラを購入すると、すでに鉢に植えられた状態で販売されているものがあります。
「鉢植えになっているのだからこのまま育てればいいのでは?」と思い、そのままにしている方もいるでしょう。

もちろん、すぐに植え替えなければ枯れてしまうというわけではありません。
ただ、購入時の鉢は、その後も長く育てていくことを前提にした鉢とは限りません。

販売されているバラは、限られたスペースで管理しやすいように株の大きさに対して小さめの鉢に植えられていることがあります。

その鉢、バラに合っている? 9月に見直したい鉢植えバラの植え替えとタイミング(画像3)

海外では‘エデンローズ’と呼ばれることもある‘ピエールドゥロンサール’。同じ花でも国により違う呼び名があるのが悩ましくも興味深いところです。

そのままにしておくと根が鉢の中でいっぱいになって伸びられなくなり、土から水分や養分を十分に吸収しにくくなり、株の生育が鈍ってしまうことがあります。

また、根が詰まった鉢は土の隙間がなくなり、鉢内に保持できる水分量も少なくなるため、水切れしやすくなることも問題です。
土に水が行き渡りにくく、葉がしおれたり、ひどい場合は枝が枯れてしまうことがあるかもしれません。

こうした理由から、購入した鉢バラはその状態をよく観察し、生育が順調であれば一回り大きな鉢に植え替えることをおすすめしています。

その鉢、バラに合っている? 9月に見直したい鉢植えバラの植え替えとタイミング(画像4)

バラの植え替えを行うときは株元と主幹をしっかりと持ちます。花はない時期か、落としたほうがよく、トゲを通さない手袋は必須です。

育てている鉢バラの植え替えサインは

市販の鉢バラだけでなく、自分で育てている鉢植えの場合も植え替えが必要になる場合があります。

たとえば、鉢底から根がたくさん出ていたり、水やりをしてもすぐに土が乾いてしまったりするようなら、鉢の中が根でいっぱいになっているサインかもしれません。
また、以前は問題なく水を吸っていたのに、最近は水を与えてもなかなか土にしみ込まない、という場合も要注意です。

このような状態になっていたら、今の鉢では根が十分に伸びるスペースがなくなっている可能性があるということです。
株が夏の暑さなどで弱っていることがなければ、植え替えてやるほうがよいでしょう。

その鉢、バラに合っている? 9月に見直したい鉢植えバラの植え替えとタイミング(画像5)

サーモンピンクにイエローをのせる色合いが魅力の‘アンブーリン’。中輪ロゼット咲きの花が10輪近くも房になって咲きます。樹形はかなりの横張りです。

バラの鉢替えは、基本的には休眠期にあたる冬に行う作業です。
とはいえ、すべてのバラを冬まで待てばいいというわけではありません。

9月は夏の暑さが落ち着いて株が再び生長していく時期。
そのままにしておくと株への負担が大きいと判断したら、気候のよい9月に行ってもよいのです。

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植え替えとは、鉢植えや地植えの植物を別の場所や容器に移して育て直す作業を指します。生長に伴って根詰まりを起こしたり、用土の養分が不足したりした場合に必要で、植物の健康を保つために欠かせない手入れのひとつです。時期としては休眠期や生長初期が適していて、新しい用土や大きな容器、広い場所に植え替えることで根の活性化を促します。根の状態を確認しながら丁寧に行うことで、再び元気に育ちやすくなります。

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鉢底石とは、鉢植えの一番下に敷く軽石などの石のことで、水はけをよくするために使います。鉢の中に水がたまりすぎると根腐れの原因になるため、鉢底石で排水性を高めることが重要です。再利用が可能なので、キッチン用の水切りネットなどに入れて使用すると便利です。

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根腐れとは、土の水はけが悪いことによって、植物の根が腐ってしまう状態をいいます。肥料の与えすぎでも根腐れが起こることがあります。根腐れをほうっておくと、葉がしおれたり枯れたりします。

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培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

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根鉢とは、鉢植えの植物を鉢から抜いたときに、土と根がかたまりになっている部分のことを指します。

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支柱とは、植物が倒れたり茎が曲がったりするのを防ぐために立てる棒状の補助具。特に生長とともに高さが出る植物や、実が重くなる果菜類、つる性植物などに欠かせない資材です。ガーデニングでは、支柱の材質や形状によって景観にも影響を与えるため、景観に馴染む自然素材のものや色つきのものを選ぶことで、植物の生長を支えつつ庭の美しさとの両立を図ることができます。

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休眠とは、植物が生長を一時的に停止して、寒さや乾燥などの不利な環境から身を守る生理状態のことを指します。球根や落葉樹などでは、冬の寒さに備えて活動を停止し、気温が上がると再び芽吹きます。休眠中の植物は水や肥料をそれほど必要としないため、過湿や過剰施肥を避けて管理することが大切です。休眠の有無や期間を知ることは、植え替えや剪定の適期を見極めるうえでも重要です。

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株とは、地面から芽を出して生長している植物の基本単位を意味し、特に多年草や野菜苗などでよく用いられます。例えば「このラベンダーは大株に育った」といったように、株の大きさや状態は植物の生育具合を示す指標にもなります。ガーデニングでは株分けや株の更新、株元の管理など、長期的な育成を考えるうえで頻出する概念です。

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