不織布(ふしょくふ)
不織布とは、繊維を織らずに接着などの方法で加工したシート状の素材のことです。ガーデニングでは、防虫防鳥シートや寒冷紗の代用として使われることが多いです。軽くて扱いやすく、通気性や水透過性に優れているため、植物の根や土壌を守りつつ、害虫対策や保湿効果を期待できます。また、寒さ対策として植物の上にかけることで、霜害を防ぐ用途にも適しています。使い捨ても可能なため便利ですが、耐久性を求める場合は厚手のものを選ぶとよいでしょう。
関連記事
園芸用語をもっと見る
-
根伏せ
根伏せとは、植物の根を使った繁殖方法の一つです。おもに宿根草や樹木で行われ、切り取った根を土に伏せて発根させる技術です。根を適切な長さに切り分け、用土...
-
鉢底網
鉢底網は、鉢植えの底に敷いて使う網で、土が鉢の穴から流れ出るのを防ぎます。害虫の侵入を防ぐ効果もあります。鉢底の穴が小さかったり、底が網状になっていた...
-
切り戻し
切り戻しとは、伸びすぎた枝や茎を途中で切り詰める作業で、植物の形を整えたり、次の花や芽の発生を促す目的で行います。開花後に行うことが多く、風通しをよく...
-
乳剤
乳剤とは、水に溶けにくい油状の薬剤を乳化剤によって微細な粒子状に分散させた農薬の形態のことです。おもに植物への害虫や病気対策として使用され、ガーデニン...
-
花芽分化
花芽分化とは、植物の生長点が葉や茎をつくる働きから、花を咲かせる器官へと転換される過程を指し、花の準備段階として非常に重要です。この時期には温度や日長...
-
根焼け
根焼けとは、植物の根が高温や肥料の過剰使用、水分不足などによりダメージを受ける現象のことです。特に夏場や乾燥した環境、肥料濃度が高すぎる場合に起こりや...
