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普通の会社員が老後資金も見据え「年間200万円も貯めたワケ」その暮らしの知恵をのぞき見

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家計のメリハリ

野菜やお米は質と安全性重視。健康のための投資です

食費は少し高くても妥協せずお金を使っています。お米は農家さんに直接頼んで25kgの有機米をまとめ買い。野菜はスーパーを利用することもありますが、有機野菜の見切り品を買うなどフードロス削減も意識しています。

家電に頼らない生活。ほうきで掃除しています

掃除機が壊れて以来、ほうきとちりとりで掃除を続けています。そこまで広くないマンションなので、特に不便を感じることはありませんでした。騒音を気にせずいつでも掃除できるし、思いがけず電気代の節約にもなっています。

服は新品で買わず、最小限の出費におさえています

何か必要になれば、まずフリマアプリやリサイクル店で探します。特に子ども服はサイズや趣味が変わりやすく、長く着ることはないので古着で十分です。まだまだ着られるきれいな服が、びっくりするほど安値で買えることも多いです。

掃除スプレーや化粧水は手作り品を愛用

浴室やトイレ掃除などには、柑橘類の皮と酢を合わせた手作り洗剤液を薄めて使っています。皮をひたひたの酢に漬けて2、3カ月おくだけ。化粧水も市販品は買いません。最近は酒粕を使った化粧水作りに挑戦しています。

節約のコツ

ものを買わない、増やさない生活。住み替えも不要です

今の賃貸住宅には、もう10年ほど住み続けています。なるべくゴミを出さず、ものを買うことにも慎重になると、「手狭になったから引っ越そう」ということをしなくてすみます。留学中の娘が帰国したら部屋の使い方は少し変わるかもしれませんが、今はリビング続きの和室は空っぽ。ものが少ないと、掃除や片づけの手間も減ります。

PCやスマホは省エネ設定にして節電

パソコン、スマホが手放せない毎日ですが、有機ELディスプレイを採用している機種は少しでも消費電力をおさえるためディスプレーをダークモードにしています。また、メールやデータの削除も頻繁に行うようにしています。

貯める・備える|銀行に預けるより投資に回してコツコツ増やしています

現在は、夫から生活費を受け取り、私の収入からも定額を家計に入れてやりくりしています。お金は生活防衛資金以外をほぼ投資に回している状態。iDeCo、つみたてNISA、娘2人分のジュニアNISAは年間限度額まで利用しています。

ただ銀行に預けておいても増えないので、リスクも承知の上。つみたてNISAはいつでも引き出せるので、教育資金準備にはちょうどいいと思っています。高校1年の長女の留学費用を捻出するのは大変でしたが、中学時代は塾に通わず自分で受験を頑張るという約束で娘が実現させたこと。今後は大学進学、次女にもお金がかかるので、老後資金について考えるのは少し先になりそうです。

つみたてNISAは楽天証券の口座で運用。日々の買い物も楽天のデビットカードを使ってポイントを貯めています。サステナビリティを推進していることも、楽天を選んだポイント。

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※この記事は『素敵に暮らす大人のお金のコツ』主婦の友社編(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。情報は掲載時のものです。個別のサービスや商品については、各機関にお問い合わせください。

※この記事は2024年7月23日に文章構成を変更しました。

監修者

会社員

野村 蘭

会社員。ウェブメディアを運営する会社に勤務するかたわら、なるべくゴミを出さないゼロウェイストな暮らしをインスタグラムで発信。約16万人のフォロワーを持つ。

会社員。ウェブメディアを運営する会社に勤務するかたわら、なるべくゴミを出さないゼロウェイストな暮らしをインスタグラムで発信。約16万人のフォロワーを持つ。

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