私らしく生きる 50代からの大人世代へ

人気記事ランキング 連載・特集

「もう少し寝たいのに朝早く目覚めてしまう」ときの解決法は?お疲れ世代の【睡眠4大悩み】にお答え!

公開日

更新日

雑誌「健康」編集部

<お悩み5> 夜寝ているはずなのに日中、ひどい眠気が……

ご家族に、自分の夜中の寝ている様子を確認してもらってください。もし、いびきをかいている、呼吸が止まっているという指摘があれば、睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いです。

これはさまざまな病気の原因となるので、少しでも当てはまるなら、睡眠外来に行って治療を受けましょう 。

この3つがそろったら「睡眠時無呼吸症候群」!?
□ いびきをかく
□ 日中に眠気がある
□ 朝起きたときに口が乾いている

<お悩み6> 年をとると睡眠の質が悪くなるのは仕方ない?

睡眠には、浅い睡眠の「レム睡眠」と深い睡眠の「ノンレム睡眠」の2種類があります が、年齢を重ねると「ノンレム睡眠」の時間帯が短くなります。「年をとると眠りが浅くなる」といわれるのはそのためです。

それでも環境をととのえたり、日中の行動を変えたりすれば、何歳からでも睡眠を改善することは可能。年齢だからと、あきらめることはありません。

FROM 友野先生
睡眠の質が上がれば、人生の質も上がります!

子どもから大人まで、どの世代においても、睡眠の質は健康の質であり、ひいては「人生そのものの質」といえます。今日よりも明日をよりよく生きるため、また未来の幸せや元気を予約するために、無理なくできる快眠習慣を少しずつとり入れてみませんか。

こんなときは睡眠外来に行きましょう

睡眠時無呼吸症候群の疑いのある人はもちろん、「なかなか寝つけない」「夜中に何度もトイレに行きたくなる 」「トイレに一度起きると眠れなくなる」など、睡眠の悩みが2週間以上続くなら、睡眠外来の受診をおすすめします。


★合わせて読みたい★

やっと眠れた!疲れがとれた【熟睡できる方法】×【眠れる環境】を睡眠コンサルタントがアドバイス

寝てもだるいなら、それは「眠り」が原因! 睡眠コンサルタントに教わる【睡眠セルフチェック】とは?


※この記事は「健康」2023年冬号(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。

監修者

睡眠コンサルタント

友野なお

ともの なお●睡眠コンサルタント
株式会社SEA Trinity代表取締役、産業心理カウンセラー。日本公衆衛生学会、日本睡眠学 会、日本睡眠環境学会正会員。順天堂大学大学院 スポーツ健康科学研究科にて修士号を取 得。睡眠を見直し、15kgのダイエットと重度のパニック障害の克服、体質改善に成功した経験から、睡眠を科学的に学ぶ。『眠れないあなたを救う「睡眠ファースト」』(主婦の友社)など著書多数。二児の母。

ともの なお●睡眠コンサルタント
株式会社SEA Trinity代表取締役、産業心理カウンセラー。日本公衆衛生学会、日本睡眠学 会、日本睡眠環境学会正会員。順天堂大学大学院 スポーツ健康科学研究科にて修士号を取 得。睡眠を見直し、15kgのダイエットと重度のパニック障害の克服、体質改善に成功した経験から、睡眠を科学的に学ぶ。『眠れないあなたを救う「睡眠ファースト」』(主婦の友社)など著書多数。二児の母。

この記事の執筆者

PICK UP 編集部ピックアップ