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17kgの減量の秘訣は「朝食」にあった!体内時計をリセットして空腹をコントロール

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植田晴美

⑤ 朝食で炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質をバランスよく食べる

「食べる量を減らす必要はない」といっても、好きなものを好きなだけ食べていれば、太ります。炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質をバランスよく食べるようにしましょう。朝食は炭水化物1、たんぱく質1、野菜2の割合が理想的。昼食、夕食もこの比率を意識してください。

⑥ 主菜、副菜、主食を三角食べする

野菜⇒魚や卵、肉などのおかず⇒ごはんやパンなどの主食の順番で食べる、食べる順番ダイエットにトライしたことがある人もいるかもしれません。確かに、この食べ方をすると血糖値の急上昇は抑えられ、ダイエット効果も期待できます。でも、ごはんに合うおかずをごはんと一緒に食べられないのはちょっとツライですよね。

朝食など30分程度の短時間で食べなければいけないときは、主菜、副菜、主食を交互に少しずつ食べる三角食べで十分です。昼食、夕食もこの食べ方を意識してみてください。

朝食を食べると、なぜやせるの?

私たちの体の中には体内時計が備わっています。でも体内時計は24時間より少し長めになっているので、朝食を抜く生活を続けていると「体内時差ボケ」状態に! 「体内時差ボケ」は太りやすい体を招くモト。生活リズムと体内時計が1~2時間ずれるだけで、肥満リスクが1.2倍にもなるという研究報告もあるそうです。

「体内時計を整えるため、朝起きたら太陽の光を浴びましょう」とよく言われますよね。これは体内時計をリセットするのに、光刺激が有効だから。

光刺激よりも体内時計を整える効果が高いと言われているのが食事刺激です。

夕食から翌日の朝食までの間を空腹時間にし、朝食をとると「朝がきた!」と体が感じて、体内時計がリセットされる。このメカニズムを利用したのが、朝ごはんをしっかり食べる空腹リセットダイエットです。

食べる時間を意識する、バランスよく食べることで太りにくい体を作るので、健康的、かつ老けないダイエットができます。

では朝食に何を食べればいいのか? 
具体的なメニューは次回以降でくわしく説明しましょう。

※この記事は2024年10月22日に文章構成を変更しました。

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監修者

博士(理学)、管理栄養士

古谷彰子

ふるたに・あきこ●愛国学園短期大学 准教授。早稲田大学 規範科学総合研究所 ナノ・ライフ創新研究機構 招聘研究員。ChronoManage代表。(株)アスリートフードマイスター認定講師としても勤務。実習、イベント等で短期大学、学校給食へのレシピ提供や、フードスペシャリストとして食品開発業務の経験、各種雑誌へのコラム、献立提供、監修(日経ヘルス、クロワッサン等)など多方面で活動中。最大17㎏減量経験あり。

ふるたに・あきこ●愛国学園短期大学 准教授。早稲田大学 規範科学総合研究所 ナノ・ライフ創新研究機構 招聘研究員。ChronoManage代表。(株)アスリートフードマイスター認定講師としても勤務。実習、イベント等で短期大学、学校給食へのレシピ提供や、フードスペシャリストとして食品開発業務の経験、各種雑誌へのコラム、献立提供、監修(日経ヘルス、クロワッサン等)など多方面で活動中。最大17㎏減量経験あり。

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古谷氏自身も約1年で17キロの減量に成功。食べる時間を決めて、毎日一定の空腹時間をつくることによって、どんどん痩せやすい体質へと改善していく「空腹リセットダイエット」のメソッドを書籍化!

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