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【中村格子さん】転倒を防ぐ2つのポイント・足の筋力ともう1つは?セルフチェックシートも!

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ゆうゆう編集部

「健康であることは美しい」をモットーに掲げる中村格子さん。アスリートをはじめ一般患者と向き合った指導・治療経験を踏まえ、自身が健やかな心身のために行うこととは?
ご自身の日々の健康習慣や、おすすめの「筋肉コンディションのチェック」について伺いました。

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PROFILE
中村格子さん
(なかむら・かくこ)

●整形外科医師、医学博士、スポーツドクター、Dr. KAKUKOスポーツクリニック院長、日本体操協会専任メディカルスタッフ(新体操)。メディア出演や多数の著書を通して、取り組みやすいエクササイズを提案している。

大事なのはセルフチェックで「気づく」こと

「私自身は週1でヨガをしています。それ以外はなかなか時間がとれないので、通勤の往復で毎日2㎞を歩くようにしています」と話すのは、整形外科医師、スポーツドクターの中村格子さん。歩く時間がとれない日はストレッチや軽い運動を心がけているそうだ。

「あとはよく寝ること。最近は健康管理のアプリで、睡眠の質を確認するのが習慣です」睡眠が不十分だったり、オーバーワークだったりすると、神経コントロール機能が正常に働
かず、歩行がフラつく、脳がクリアに働かないといった不調が表れやすいという。

「転倒を防ぐためには、足の筋力だけでなく、正常に働く神経も欠かせません。神経の回復には睡眠が最も重要。私自身が睡眠の質を上げたいときは、入浴や、お酒を飲みすぎない、などを心がけて整えています」神経の状態は、閉眼片足立ちで確認できる(下記参照)。
「目を閉じているので、体の調整は筋肉ではなく脳、つまり神経。疲れていると、立っていられる時間が短くなります」

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