【おとなりに銀河】一郎(佐野勇斗)のカッコいい宣言に胸が熱くなる。これほど頼もしい男に成長するとは!
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marumi
物語がスタートしたときには、初々しさという名のぎこちなさを感じた一郎役の佐野勇斗さんとしおり役の八木莉可子さんの演技。でも、主演を張る役者として歩み出したふたりのぎこちなさ加減こそが、売れない漫画家と流れ星の民の島の“姫”という設定をリアルに見せる大事な役割を果たしたのだと思う。現実と虚構をふんわりと飛び越えてみせる何かを生み出したことは間違いない。虚構、である流れ星の民の島でのふたりの演技に、確かな成長と自信が見えた。
それにしても、しおりの臀部に生えた尻尾(棘)は、島に戻らないことを決意したいま、どうなっているのか? さらに、一郎としおりは結婚するのか?しないのか? ということは、続編が期待できるのか? 悲しいことも、うれしいことも、ありがとうも「さんぶんこ」から「よんぶんこ」になった一郎、しおり、まち、ふみおのその後の暮らしが見てみたい。
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