50代からでも間に合う!年金額を増やす方法【前編】ポイントは「厚生年金への加入」
年金シミュレーターで、働き方による年金額の変化を予想
自分がこれからどんな働き方をしたいか、それによって将来の年金がどう変化するか、具体的に試算したいとき、便利なのが「年金シュミレーター」です。
公的年金シミュレーターとは、スマホやパソコンを使って、働き方や暮らし方の変化に伴う将来の年金額の変化を算出できるツールで、厚生労働省が開発したもの。これまでの年金記録をもとにもらえる年金がわかるだけでなく、今後何歳まで働いて、どれくらいの収入が見込めるか、厚生年金に入った場合とそうでない場合など、さまざまなシミュレーションを入力すると、もらえる年金の予想額をつかめます。
これからの働き方を考えるとき、ぜひ活用してみてください。
次回は、もう一つの年金の増やし方を紹介します。
公的年金シュミレーター
※厚生労働省資料より
プロフィール
井戸美枝
ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)、社会保険労務士、国民年金基金連合会理事。生活に身近な経済問題、年金・社会保障問題が専門。「難しいことでもわかりやすく」をモットーに、雑誌や新聞に連載を持つ。『親の終活 夫婦の老活 インフレに負けない「安心家計術」』(朝日新書)、『一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください!増補改訂版』(日経BP)など著書多数。
ホームページ:http://mie-ido.com
Twitter:@mieido
※※この記事は2024年8月15日に文章構成を変更しました。
▼あわせて読みたい▼