【後編】高カカオチョコのダイエットに効く食べ方。気をつけることを医師が解説
高カカオチョコの効く食べ方⑤糖質ちょいオフと肉・魚・卵たっぷり
高カカオチョコと併せて効果アップ!
1日3回の規則正しい食事の際、次の3つのコツを実践すると、より効果が高まります。
①糖質ちょいオフ
体につく脂肪は、食事からとった栄養のうち、体のために消費されなかった糖質や脂質から作られます。特に体脂肪になりやすいのは、エネルギーとして消費されずに余った糖質です。
糖質は、主食の炭水化物に多く含まれます。ごはんやパン、麺類などの主食を、これまでの量から1割程度(ひと口からふた口分)、残すか最初から減らすようにしましょう。
また、当然甘いものには糖質が含まれますから、デザートがほしくなったら高カカオチョコを食べるようにしましょう。満足感が得られるうえ、糖質も少ないのでおすすめです。
②よく噛んで食べる
皆さんが想像するより重要なのがよく噛んで食べることです。「そんな簡単なことで?」と思う人もいるかもしれませんが、食べすぎ予防にもなりますし、何より「よく噛む」ことで消費エネルギーを増やせます。理想は「ひと口30回噛む」こと。まずは現在より10回多く噛むことを目標に始めてみましょう。
③糖質を最後に食べる
血糖値は、糖質を吸収することで上がります。糖質を多く含む主食を最後に、肉や魚のタンパク質、小鉢の野菜などの食物繊維から食べるようにしましょう。糖質の吸収がゆるやかになり、食後血糖値の急上昇を防ぐことができます。
※この記事は『高カカオチョコのすごい健康長寿力』栗原毅監修(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。
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栗原クリニック東京・日本橋院長
栗原毅
1951年、新潟県生まれ。栗原クリニック東京・日本橋院長。日本肝臓学会専門医。医学博士。北里大学医学部卒業後、東京女子医科大学消化器病センター内科入局。1978 年より東京女子医科大学消化器内科、特に肝臓病学を専攻し、2005 年に教授に就任。2004 年、中国中医研究院客員教授、2007年、慶應義塾大学教授に就任。2008年に栗原クリニック東京・日本橋を開院。テレビ、新聞、雑誌などのメディアでも、わかりやすい解説が人気を博す。血液サラサラの提唱者のひとり。著書に、『名医が教える「本当に正しい糖尿病の治し方」』(エクスナレッジ刊)、『ズボラでもラクラク! 1週間で脂肪肝はスッキリよくなる』(三笠書房刊)など多数。
1951年、新潟県生まれ。栗原クリニック東京・日本橋院長。日本肝臓学会専門医。医学博士。北里大学医学部卒業後、東京女子医科大学消化器病センター内科入局。1978 年より東京女子医科大学消化器内科、特に肝臓病学を専攻し、2005 年に教授に就任。2004 年、中国中医研究院客員教授、2007年、慶應義塾大学教授に就任。2008年に栗原クリニック東京・日本橋を開院。テレビ、新聞、雑誌などのメディアでも、わかりやすい解説が人気を博す。血液サラサラの提唱者のひとり。著書に、『名医が教える「本当に正しい糖尿病の治し方」』(エクスナレッジ刊)、『ズボラでもラクラク! 1週間で脂肪肝はスッキリよくなる』(三笠書房刊)など多数。
高カカオチョコのすごい健康長寿力
栗原毅監修
主婦の友社刊
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