私らしく生きる 50代からの大人世代へ

人気記事ランキング 連載・特集

いざというときの治療費に備えられる【ペット保険】の補償内容とは? ファイナンシャルプランナーが解説

公開日

更新日

ゆうゆう編集部

ペットが年をとると保険料が上がるが、途中解約は避けよう

保険料は毎年少しずつアップしていく商品と、3~4歳ごとなど年齢層に応じて保険料が上がっていく商品があります。いずれにしても、ペットが年をとると保険料は上がります。若いときはペット保険に加入していても、年齢が上がって保険料が高くなったために、更新を諦めてしまうご家庭もありますが、年をとるほど、ペットの医療費はかさみます。加入したら、途中解約はせずできるだけ長く続けていきましょう。

途中解約を避け、補償を長く受けられるようにしておくためにも、ペット保険の加入を検討する際は、更新後の保険料に目を向け、更新できる上限年齢や更新時の条件についても、しっかり確認しておくことが大切です。

新規参入会社も増えて競争が激化している

ペット保険を扱う保険会社や少額短期保険会社は増えていますが、ペット保険業界では、長年アニコム損害保険が圧倒的なシェアを誇っています。アニコム損害保険のペット保険に加入すると、ペットの写真入りの健康保険証が発行され、窓口精算に対応している動物病院なら窓口でそれを提示すれば補償が受けられます。保険証の提示で補償を受けられる便利さが、ペット保険の存在を広めたともいわれています。

ペット保険を扱う会社は数でいえば、少額短期保険会社が全体の3分の2を占めています。新しく参入する会社が増え、補償内容も多様化していますので(下表)、ペット保険の比較検討はより重要になっています。

●法制度などは、2023年11月末現在のものです。

※この記事は「ゆうゆう」2024年2月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

★あわせて読みたい★

老後のお金の不安を一掃する「資金プラン」の立て方とは? ファイナンシャルプランナーが伝授 60歳からの家計を見直し、効果的にやりくりする6つの方法とは? ファイナンシャルプランナーが伝授 もらえる年金タイプ別!【黒字化できる家計診断】で今と将来の安心をチェック
監修者

ファイナンシャル・プランナー

畠中雅子

ファイナンシャルプランナー(CFP®️)。新聞、雑誌、ウエブなどに多数の連載、レギュラー執筆を持つ。セミナー講師、講演、相談業務、金融機関へのアドバイス業務なども行っている。高齢者施設への住み替え資金アドバイスをする「高齢期のお金を考える会」や、ひきこもりのお子さんの生活設計を考える「働けない子どものお金を考える会」などを主宰。『70歳からの人生を豊かにする お金の新常識』(高橋書店)、『貯金1000万円以下でも老後は暮らせる』(すばる舎)、『病気にかかるお金がわかる本』(主婦の友社・共著)など、著書、監修書は70冊を超える。

ファイナンシャルプランナー(CFP®️)。新聞、雑誌、ウエブなどに多数の連載、レギュラー執筆を持つ。セミナー講師、講演、相談業務、金融機関へのアドバイス業務なども行っている。高齢者施設への住み替え資金アドバイスをする「高齢期のお金を考える会」や、ひきこもりのお子さんの生活設計を考える「働けない子どものお金を考える会」などを主宰。『70歳からの人生を豊かにする お金の新常識』(高橋書店)、『貯金1000万円以下でも老後は暮らせる』(すばる舎)、『病気にかかるお金がわかる本』(主婦の友社・共著)など、著書、監修書は70冊を超える。

ゆうゆう2024年2月号

「目指せ、一生ボケない暮らし」を大特集。90代でも元気に仕事を続けているエッセイストの海老名香葉子さん、ジャズクラリネット奏者の北村英治さんのお二人に「脳にいい毎日習慣」を教えてもらいました。また、専門家には「認知症との正しい向き合い方」と「ボケを防ぐ眠り方」を取材。老年精神科医の和田秀樹さんは言います。「認知症は誰もがなる病気。むやみに恐れる必要はありません」と。この特集を通して認知症についての理解を深め、できることから認知症対策を始めてみては。

もうひとつのおすすめ企画は「生きる力を与えてくれる『珠玉の言葉』」。鳥居ユキさん(デザイナー)、アンミカさん(モデル、タレント)など、各界で活躍する6名の方に、人生を支え、道しるべとなった「珠玉の言葉」について伺いました。

※「詳細はこちら」よりAmazonサイトに移動します(PR)

詳細はこちら
この記事の執筆者

PICK UP 編集部ピックアップ