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【ガーデニング】園芸家・青木純子さんおすすめ!春のローメンテナンスな鉢植え5選

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青木純子

春のローメンテナンスな鉢植え

春の草花は夏が苦手なため鉢で育て、夏は北側の風通しのよい半日陰に移動させます。控えめに水やりをすると夏越しが比較的簡単。ときどき葉にも水をかけハダニ予防も忘れずに。

ローダンセマム

ローダンセマム3種の寄せ植え。愛らしい花は、庭でも生花のアレンジメントでも重宝する。同じ種類の植物の寄せ植えは、管理が同じで手入れがしやすい。

クリスマスローズ

秋~初夏まではひなた、夏は木陰や風通しのよい半日陰に置く。多湿を嫌うので、割り箸などで土の乾き具合をチェックしてから水やりをすると安心。

ヒメシャガ

いろいろなところに地下茎を伸ばし広がっていくシャガ。日陰で育つ草丈が低いヒメシャガを鉢植えで育てれば、世話は花がらをとるくらいで、何年もそのまま楽しめる。

タイム・ロンギカリウス

高鉢にも花壇にもおすすめ。高さ約10cm。高鉢に植えるとしだれるように咲いて豪華。伸びすぎた枝葉の整理が簡単。花壇の手前に植えるとグラウンドカバーに使え、雑草予防にも効果的。

クレマチス ‘カートマニージョー’

乾燥に強く多湿が苦手なので、夏の水やりを控えると夏越しが簡単にできる。剪定枝で作ったオベリスクに絡ませると、仕上がりがナチュラル。つり鉢仕立てもおすすめ。

※この記事は『長く続けられる美しい庭づくり 』青木純子著(主婦の友社刊)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

撮影/青木純子

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長く続けられる美しい庭づくり

青木純子著
主婦の友社刊

年齢を重ねても庭はきれいにしておきたい、ガーデニングをできるだけ長く楽しみたいと思う方は多いのではないでしょうか。ガーデニング雑誌『園芸ガイド』で大好評だった、京都在住の園芸家、フォトグラファーである青木純子さんの、ローメンテナンスガーデニングの記事に大幅に加筆して一冊にまとめました。シニアガーデナーはもちろん、これから庭づくりに挑戦したいという人や、時間のない週末ガーデナーにも役立つ知識が満載です。

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グラウンドカバーとは、地表を這うように広がり、地面を覆う植物を指します。クリーピングタイム、シバザクラなどが代表的で、雑草の抑制や土壌の乾燥防止、美観の向上に役立ちます。

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オベリスクとは、園芸用の支柱の一種で、円柱状や四角柱状の塔のような形をしたものです。おもにバラやクレマチスなどのつる植物を誘引し、美しく仕立てるために使用されます。オベリスクを利用することで、植物を立体的に見せることができ、庭やベランダのアクセントとしても活用されます。

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寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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夏越しとは、暑さに弱い植物を夏の高温や強い日差しから守り、元気な状態で夏を乗り切らせる管理のことです。鉢を日陰に移動する、風通しをよくする、水やりを工夫するなどの対策が必要です。

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地下茎とは、植物の茎が地中に発達する構造を指します。この茎は地表には見えませんが、栄養を貯蔵・増殖する重要な役割を果たします。ジャガイモやショウガがその具体例で、次世代の芽を形成して繁殖を助けます。ガーデニングでは、地下茎植物の管理や植えつけ方法を知ることが、より健全な生長を促すカギとなります。

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ハダニは、庭や鉢植えでよく発生する小さな害虫で、植物の葉裏に付着し汁を吸うことで被害を与えます。暖かく乾燥した環境を好み、特徴的な斑点模様や葉の変色、枯れを引き起こします。特にバラや観葉植物で被害が目立ち、防除には葉水や専用の薬剤が有効です。定期的な水やりや湿度の管理で予防を心がけることも重要です。

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剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

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