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「足がつる!」人は、寝る前にやっておきたい4つの簡単ケア【こむら返り】

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出沢 明

就寝前の「足上げリラックスタイム」

足の疲れを特に感じる日や、むくみが強い日には、足枕を使ったリラックスタイムを設けてみてください。

枕やタオルケットを斜めに積み上げて、足の下に10~15㎝程度の高さの足枕を作り、あお向けに寝た状態で足全体を持ち上げます。すると、下半身に滞った血液やリンパ液が上半身へと循環しやすくなり、足の筋肉疲労やむくみの解消につながります。

リンパ液とは、血管からしみ出した血しょうやタンパク質などの成分がリンパ管に再吸収されたもので、体内の老廃物を回収する働きなどがあります。

足枕をする際のポイントは、高さを足先に向かって徐々に高くすることです。ふくらはぎの下や足首の下だけに枕を置くと、一部分にだけ力がかかり、むしろ血管や神経を圧迫してしまう恐れがあります。太ももの下からかかとまで、足全体を上げるようにしましょう。

夜寝る前などに、10~20分くらい行うと効果的です。ただし、そのまま眠ってしまうと寝返りが妨げられたり、姿勢がゆがんだりして、むしろ筋肉が緊張してしまう可能性もあります。足枕を外して寝るようにしましょう。

「足上げリラックスタイム」のやり方

高さ10~15cm
枕、クッション、バスタオル、タオルケット、毛布、布団などを利用して、斜面を作る
足先のほうが徐々に高くなるように
夜寝る前に10~20分足を上げるとよい
レッグウォーマーやカイロを使って足を温めながら上げるとさらに効果的

※この記事は『「足がよくつる」人のお助けBOOK』出沢 明著(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

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