「野菜をゆでてしまっている人」必見!知らないと損する栄養を捨てない大原則とは?
火を通すことでやわらかくなったり、苦味が減って食べやすくなる食材は多いもの。ところが加熱することで栄養が壊れたり流出してしまうこともあるため、栄養からみれば加熱はもろ刃の剣。食材ごとの加熱の注意点を知っておきたいですね。今回のテーマは野菜。種類によって、栄養をキープする調理法が異なります!
★キャベツの賢い調理法★
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ゆで汁を捨てる調理は、栄養も捨てている!
野菜の栄養素の損失が少ないのは生。
生のままで食べにくい野菜は下ゆでしがちですが、栄養面からみると効率の悪い調理法。ビタミン類やミネラル類など、水溶性の栄養素が流れ出てしまうからです。
スープや煮物なら、栄養が溶け出した煮汁ごといただくことができますが、下ゆでした野菜だけを使うサラダやおひたしの場合、多くの栄養を失っています。
そこでおすすめなのが「蒸しゆで」。たっぷりのお湯を使うのではなく、大さじ2程度の水をフライパンに入れてふたをする調理法です。蒸気に蒸されて野菜に火が通り、栄養の損失は最小限に抑えられます。
かぼちゃやじゃがいもなど火が通るのに時間がかかる野菜は、電子レンジでの加熱が向いています。
POINT
・特に小松菜やにら、白菜など、アクの少ない野菜であれば、たっぷりのお湯でゆでなくてもおいしくいただけます。「蒸しゆで」を積極的に活用しましょう。
蒸しゆでに適した野菜
・白菜
・キャベツ
・ほうれんそう
・小松菜
・アスパラガス
・オクラ
・にら
・ブロッコリー
レンジ加熱に適した野菜
・かぼちゃ
・じゃがいも
・さつまいも
・里いも
・にんじん
・ごぼう