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【親が認知症かも!?】病気について正しい情報を得ること。家族の理解が深まれば症状が穏やかになる場合も

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ゆうゆう編集部

STEP3 生活の見直し

認知症の人は詐欺や事故の被害に遭いやすい傾向がある。まずは親の自宅をチェックし、不安な部分は今すぐ対策を。

防災·防犯·安全対策を他者の視点で見直して

親の認知機能の低下が気になったら、室内外の安全を見直したいものです。第一は火災対策。「鍋を火にかけたまま忘れる」などの事故が起きがちなので、火災報知器が作動するかを業者にチェックしてもらい、キッチンの電化も検討しましょう。(黒田さん)

火災を防ぐために特に注意すべきこと

IH製品への買い替えは、自治体から補助金が出ることも。認知症の人は新しい電化製品に慣れない場合もあるが「火災を防ぐため」と割り切って。

高齢者を狙った詐欺も頻発しています。電話は留守番電話にし、必要に応じて見守り用カメラを設置するなども検討を。離れて暮らす場合にはこまめに自宅の様子をチェックし、高価な買い物やリフォームなどをした形跡があれば、地域包括支援センターや消費者センターに相談しましょう。高齢者だけの世帯には、緊急通報システムや見守りサービスを提供している自治体もあるので、受けられるサポートを調べてみましょう。(黒田さん)

家の中や外の様子をチェック!

高額なものを買っていないか?

特殊詐欺に遭っていないか?

不要な家の工事をしていないか?

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