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どちらが正解?体重計には「毎日乗る?乗らない?」【糖尿病イラスト日記】

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塚本やすし

ラーメン大好き!お酒大好き!絵本作家 塚本やすしさんの糖尿病体験記が話題です。暴飲暴食を繰り返してきた20年の過去と決別して、50代で一念発起。体質改善に成功した塚本さんは、もちろんいまも節制を続けています。その近況を、新刊『イラスト日記 ゆるして!糖尿病』から、一部抜粋してお届けします。

この記事は3回シリーズです。
↓↓第1回はこちら。飽きるくらいのほうがリスクがない!「ラーメンの代わりに箱買いしたもの」【糖尿病イラスト日記】

塚本やすしさんは、34歳のときに倒れて高血圧の薬を飲み始めたものの、暴飲暴食はやめられず、気がつけば糖尿病……。
メタボで教育入院、ダイエットと暴飲暴食、緊急入院を繰り返していましたが、50代で一念発起。体質改善に成功して、ついに数値が劇的に安定しました! 

そんな塚本さんが適切な生活習慣を身につけようと奮闘している近況を、『イラスト日記 ゆるして!糖尿病』からご紹介します。

毎日、体重計に乗ってデータを記録。なぜか薄目で息を止める

ダイエットをしている間は、毎日、体重計に乗っていた。私はまた体重計に乗り始めた。

体重を毎日記録しているのだが、YouTubeのダイエットチャンネルを見ていると、体重計にはそんなに乗らなくてもいい、日々の体重はあまり気にしなくていいという意見が多い。どうなんだろうか。

朝トイレにいってから体重計に乗る。なぜかお腹を引っ込めながら息を殺しそーっと乗ってしまう。しかも薄目でそーっと数字を見る。

Dr白澤’s アドバイス

体重を量ることも大事
モチベーションアップにつ な がる


毎日、体重を量ることが有効かどうかは、性格によって変わってくるかもしれません。体脂肪はそう簡単に落ちませんから、毎日量ったとしても、目に見えて体重が減 るわけではありません。

一日で○kg落ちた、逆に○kg太ったなどと一喜一憂している声を聞きますが、この体重の変化は水分の移動です。体内のよけいな水分が汗や尿として排泄されて体重が減ったり、逆にむくんで一時的に体重が増えたりしているだけなのです。

とはいえ、体重を量ることが苦にならない人にとっては、毎日量ることで客観的に体重をチェックすることができます。体重が減っていたら続けるモチベーションになるでしょうし、逆に増えていたら少し節制しようと気をつけるきっかけになります。

いちいち量るのがめんどうという人は、無理して量る必要はありません。でも、ときどきは体重計に乗って自分の数値をチェックしたほうがいいと思います。

医学監修
白澤卓二
医学博士。お茶の水健康長寿クリニック院長。白澤抗加齢医学研究所所長。テレビや雑誌、書籍などのわかりやすい健康解説が人気。『Dr.白澤のアルツハイマー革命 ボケた脳がよみがえる』(主婦の友社)、『脳の毒を出す食事』(ダイヤモンド社)、『「いつものパン」があなたを殺す』(訳・三笠書房)、『「お菓子中毒」を抜け出す方法』(祥伝社)など、著書・監修書多数。

※この記事は『イラスト日記 ゆるして!糖尿病』塚本やすし著・白澤卓二医学監修(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。

イラスト日記 ゆるして!糖尿病

塚本やすし著
白澤卓二医学監修

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