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「太らないおやつは飽きる」ダイエットあるあるどうしたらいい?【糖尿病イラスト日記】

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塚本やすし

ラーメン大好き!お酒大好き!絵本作家 塚本やすしさんの糖尿病体験記が話題です。暴飲暴食を繰り返してきた20年の過去と決別して、50代で一念発起。体質改善に成功した塚本さんは、もちろんいまも節制を続けています。その近況を、新刊『イラスト日記 ゆるして!糖尿病』から一部抜粋してお届けします。

この記事は3回シリーズです。
↓↓第1回はこちら。飽きるくらいのほうがリスクがない!「ラーメンの代わりに箱買いしたもの」【糖尿病イラスト日記】

絵本作家 塚本やすしさんは、34歳のときに倒れて高血圧の薬を飲み始めたものの、暴飲暴食はやめられず、気がつけば糖尿病……。
メタボで教育入院、ダイエットと暴飲暴食、緊急入院を繰り返していましたが、50代で一念発起。体質改善に成功して、ついに数値が劇的に安定しました! 

そんな塚本さんが適切な生活習慣を身につけようと奮闘している近況を、『イラスト日記 ゆるして!糖尿病』からご紹介します。

おなかが減ったら太らないおやつ。でも、これも飽きる……

それまでは小腹が減ったときには、パンやすし、袋めんをおやつに食べていた(よく考えたらおやつじゃない)。さすがにこれでは太る。

どうしてもおなかが減ったときはチーズやゆで卵、アーモンドを食べるようにした。あとはカカオ70%のチョコレート。ただこれらは飽きる。そばもそうだが、健康的といわれる食べ物はどうしても飽きるし、中毒にならない。

なので、クッキーやせんべいが茶の間にあるときは1枚だけ食べることもある。これくらいはいいでしょう。

Dr白澤’s アドバイス

おやつのセレクトもベスト!
飽きるから中毒に陥らない


チーズ、ゆで卵、アーモンド、カカオ70%のチョコレートは、どれも血糖値を上昇させない、ヘルシーなおやつです。チーズは骨を強くするカルシウムが豊富ですし、ゆで卵は筋肉を強くするタンパク質のほかヒトが必要とする栄養素のほとんどが含まれている完全栄養食品です。アーモンドは脳や血管の老化予防に役立つ抗酸化物質が含まれていますし、チョコレートに含まれるカカオは認知症予防に有効といわれています。私も小腹が減ったときのおやつとして勧めています。

そもそも、おやつの目的は食事だけでは足りない栄養の補給です。甘いお菓子は過剰に食べすぎているのですから、おやつとして適していません。もしあなたが、「甘いおやつを食べないとがまんできない」と思うならお菓子中毒に陥っています。

糖質オフのお菓子を選んでいるから大丈夫というかたがいますが、これらに使用されている人工甘味料も肥満する、血糖値が上がるという報告があるので要注意です。

医学監修
白澤卓二
医学博士。お茶の水健康長寿クリニック院長。白澤抗加齢医学研究所所長。テレビや雑誌、書籍などのわかりやすい健康解説が人気。『Dr.白澤のアルツハイマー革命 ボケた脳がよみがえる』(主婦の友社)、『脳の毒を出す食事』(ダイヤモンド社)、『「いつものパン」があなたを殺す』(訳・三笠書房)、『「お菓子中毒」を抜け出す方法』(祥伝社)など、著書・監修書多数。

※この記事は『イラスト日記 ゆるして!糖尿病』塚本やすし著・白澤卓二医学監修(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。

イラスト日記 ゆるして!糖尿病

塚本やすし著
白澤卓二医学監修

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