記事ランキング マンガ 連載・特集

台風10号が上陸予定「その時ガーデンをどう守る?」具体的なバラのお手入れを解説

公開日

更新日

吉原美奈子

台風の被害からバラを守りましょう

近年は次々と大きな台風が日本列島に接近し、被害も大きくなっている気がします。巨大台風に直撃されたらバラはひとたまりもありませんが、なるべく被害が少なく済むように準備をしておくことも重要です。庭植えのバラであれば株の周りに数本の支柱をしっかりと立て、麻ひもなどで支柱ごと株を結わえておくといいでしょう。

ベランダなどに置かれた鉢植えバラは特に心配です。庭植えと同様にゆるく結束する方法もありますが、鉢ごと飛ばされると思わぬ被害を近隣におよぼしてしまうこともあります。台風情報に注意し、コースに入っている場合はあらかじめ鉢を倒してしまうのもよい方法です。風雨がひどい時間はせいぜい半日ですので、過ぎ去ったらすぐに鉢を戻します。そのままにしておくと、枝がおかしな形に伸びてしまうのですぐに直してください。

台風10号が上陸予定「その時ガーデンをどう守る?」具体的なバラのお手入れを解説(画像6)

趣のある鉢にバラを植えて並べています。これくらいコンパクトな鉢バラなら、台風時は玄関や室内に取り込めますね。

また台風では、強風によって葉や茎に傷がついたところに雨がしみ込んで、病気が多発します。通過後は株全体を洗うように水をやさしくかけ、病気と害虫の両方に効く薬剤をスプレーしておくと安心です。

※この記事は2023年9月に配信したものを再編集しています。


★あわせて読みたい★

【ガーデニング】コンパクトにも、つる性にもなる優美なバラ。真夏のバラ栽培はハダニに注意! 【ガーデニング】暑さに強く、美しいバラを探す。 一季咲きのオールドローズとつるバラの夏の管理 【ガーデニング】失敗しないバラ選び。バラの色を選ぶときに気をつけることは? 色と大きさの関係も

PICK UP 編集部ピックアップ

四季咲き性とは、特定の開花期をもたず、条件が整えば一年に複数回花を咲かせる性質を指します。​バラやベゴニアなどにこの性質をもつ品種があり、長期間花を楽しむことができます。

詳細を見る

一季咲きとは、一年のうち特定の季節にのみ花を咲かせる植物のことを指します。特にバラにおいてよく使われる用語で、春から初夏にかけて一度だけ花を咲かせ、その後は葉の生長や株の充実に向かうタイプの品種を指します。これに対して、四季咲きの植物は年間を通じて複数回花を咲かせる特性があります。

詳細を見る

多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

詳細を見る

剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

詳細を見る
画面トップへ移動