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台風10号が上陸予定「その時ガーデンをどう守る?」具体的なバラのお手入れを解説

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吉原美奈子

バラの剪定

剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

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でどこを切ってよいか分からないという方に向けて、なるべく分かりやすくお伝えしたいと思います。頻発する台風への備えについても触れておきます。

▼室内で楽しめる多年草

多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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とは?▼
【ガーデニング】涼しい室内で楽しめる多年草!夏の鉢花はこんなに華やか

夏剪定が不要なバラもあります

秋バラを美しく咲かせるための夏剪定

剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

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ですが、どんなバラにも夏剪定

剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

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が必要かといえばそうではありません。一季咲き

一季咲きとは、一年のうち特定の季節にのみ花を咲かせる植物のことを指します。特にバラにおいてよく使われる用語で、春から初夏にかけて一度だけ花を咲かせ、その後は葉の生長や株の充実に向かうタイプの品種を指します。これに対して、四季咲きの植物は年間を通じて複数回花を咲かせる特性があります。

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のオールドローズや一季咲き

一季咲きとは、一年のうち特定の季節にのみ花を咲かせる植物のことを指します。特にバラにおいてよく使われる用語で、春から初夏にかけて一度だけ花を咲かせ、その後は葉の生長や株の充実に向かうタイプの品種を指します。これに対して、四季咲きの植物は年間を通じて複数回花を咲かせる特性があります。

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のつるバラは秋には花が咲かないので夏剪定

剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

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は不要です。ただし、これらのバラも夏を超すと収拾がつかないほどに大きく茂ってはいませんか? 気になるときは伸びすぎた枝を切って株を整える整枝を行いましょう。見た目がすっきりしますし、病害虫の被害を少なくする効果もあります。

台風10号が上陸予定「その時ガーデンをどう守る?」具体的なバラのお手入れを解説(画像2)

秋の実も可愛い、オールドローズのロサ・エグランテリア。葉をこするとリンゴの香りがすることで知られます。実を楽しみたい場合は、夏剪定や整枝は行いません。

返り咲き性のイングリッシュローズやシュラブローズなども、夏剪定

剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

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が必ずしも必要とは限りません。このタイプのバラは春に一斉に花を咲かせたあとは、不規則にパラパラと花を咲かせることが多く、花がら切りを継続していれば花数は少ないものの秋まで咲き続けます。枯れ枝や樹形を乱す枝があればそのつど切りとっておきます。

ただし、ここが考えどころなのですが、自分の庭やベランダで秋バラをなるべく密に華やかに咲かせたいと思うのなら、こうしたバラにも夏剪定

剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

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をしてあげたほうがいいでしょう。秋バラはたとえ満開になっても春ほどの華やかさはないため、花がら切りを継続しているだけだと秋に少し寂しく感じてしまうかもしれません。自分の咲かせたいイメージを思い描いて決めましょう。

また、病害虫の被害などで弱ってしまい、葉をほとんど落としてしまったバラは、なるべく葉を残したいので夏剪定

剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

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は不要です。ただし、枝を切ってやると次の芽が育つので、株バラであればすべての枝の上部を軽く(10㎝程度)切っておくといいでしょう。

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ドイツのバラ園のややフォーマルな情景。支柱を立てて枝を長く直立させ、花を傘状に咲かせる仕立て方をスタンダード仕立てといいます。こうしたバラも夏剪定をすれば秋に再度見せ場を作ってくれます。

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夏剪定で枝を切る位置はどこ?

ハイブリッドティー(四季咲き

四季咲き性とは、特定の開花期をもたず、条件が整えば一年に複数回花を咲かせる性質を指します。​バラやベゴニアなどにこの性質をもつ品種があり、長期間花を楽しむことができます。

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大輪バラ)、フロリバンダ(四季咲き

四季咲き性とは、特定の開花期をもたず、条件が整えば一年に複数回花を咲かせる性質を指します。​バラやベゴニアなどにこの性質をもつ品種があり、長期間花を楽しむことができます。

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中輪バラ)、四季咲き

四季咲き性とは、特定の開花期をもたず、条件が整えば一年に複数回花を咲かせる性質を指します。​バラやベゴニアなどにこの性質をもつ品種があり、長期間花を楽しむことができます。

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のイングリッシュローズやフレンチローズ、四季咲き

四季咲き性とは、特定の開花期をもたず、条件が整えば一年に複数回花を咲かせる性質を指します。​バラやベゴニアなどにこの性質をもつ品種があり、長期間花を楽しむことができます。

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性があるブルボン系のオールドローズなどには夏剪定

剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

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が必要です。秋ににぎやかに咲かせたいならミニバラにも行ってよいでしょう。まずは枯れ枝や病害虫の被害にあった葉を切り捨ててから始めます。

枝を切る位置に悩むところですが、7月に花を咲かせた枝の真ん中あたりの、5枚葉の付け根の上5~6㎜の位置にハサミを入れます。バラの葉をよく見ると5枚1組のものと3枚1組のものがあるのが分かります。中には1枚などということもありますが、基本は5枚葉なので見つけるのはそんなに難しくないはずです。切る位置に5枚葉が複数あったら大きくて元気なほうを選びます。

バラ栽培に慣れていない方は、7月に花を咲かせた枝を見つけるのに苦労するかもしれません。株がわさわさと茂っているので見分けがつかないこともあるでしょう。そんな時は株の高さの1/3ほどを切り、2/3を残して背を低くしてやればいいのです。大切なのはすべての枝の5枚葉の上にハサミを入れることで、切ったところからまた芽が伸びだします。

できれば真ん中が高めのドーム型に整えたいところですが、株を形作るのは冬剪定

剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

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で行うので大体でかまいません。秋バラを咲かせることだけを考えましょう。

台風10号が上陸予定「その時ガーデンをどう守る?」具体的なバラのお手入れを解説(画像4)

ハイブリッドティーの‘サマーレディ’。やや昔の品種ですが、オレンジピンクのおおらかな花でよい香りがします。ハイブリッドティーローズには必ず夏剪定を行います。(筆者撮影)

台風10号が上陸予定「その時ガーデンをどう守る?」具体的なバラのお手入れを解説(画像5)

アプリコット色の中輪バラを剪定中。剪定時はバラのとげでケガをすることもあるので、薄手の皮手袋をはめて作業すると安心です。

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