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【ガーデニング】初めてのバラ育てQ&A—よい植え場所と土作りとは?

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吉原美奈子

Q 以前に除草剤をまいていた場所なので心配

A 廃棄物が埋まっていた、化学物質の影響を受けていた、長年放っておいたために土が固くしまっている、などという土壌はバラの生育には適しません。

この場合は嫌地の解決と同様に、スコップで土を掘り起こし、できるだけ広範囲に土を入れ替えます。入れ替える土は赤玉土3:完熟たい肥または腐葉土1の割合にし、土壌改良を図りましょう。

土壌改良をしてふかふかの状態にしておけば、苗を植える際に穴を深く大きく掘る必要もなく、楽に作業ができます。

バターイエローから白にフェイディング する‘ポップコーン ドリフト’。耐病性が強く、12月までよく咲きます。鉢植えにもおすすめ。

Q 適した場所がないときはどうする?

A どうしてもバラに適した植え場所が見つからない場合、無理に地植えにせずに鉢植えで楽しむことをおすすめします。

バラは鉢栽培でもよく育ちます。一日の日光の動きを観察し、午前、午後で生育によい場所に鉢を移動しながら育てれば問題はありません。

地植えのバラは土中の病菌や害虫の被害をたえまなく受けますが、清潔な土で育つ鉢植えは、地植えより病害虫の被害をうけにくいのも大きなメリットです。

用意する土も地植えほど多くはないので、バラの初心者でも気軽に始めることができるでしょう。

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