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【ガーデニング】蝶に愛される花8選 庭やベランダで育てやすく秋や冬にも楽しめる

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光武俊子

四季咲きの生垣として注目したい【アベリア】

開花期:5~11月に繰り返し開花
樹高:100~130㎝

公園や道路沿いの植栽によく利用されている低木です。日本などにも自生するウツギの園芸品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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で、暑さ寒さに強く、丈夫で育てやすい。やわらかな側枝をよく伸ばし、白や淡いピンクの小花を繰り返し咲かせます。次々に花芽をつくるので、春~夏にいつでも剪定

剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

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可能です。

多彩な園芸品種を楽しめる【宿根アスター(ミカエルマスデージー)】

開花期:8~11月
草丈:50~180㎝

先に紹介したクジャクアスターより鮮やかで、花径3~4㎝の大きめの花が特徴の宿根アスター。日本自生のユウゼンギクなどから多彩な園芸品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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が誕生しています。クジャクアスターほど株が暴れないので、鉢植えでも育てやすい。ピンクや紫など鮮やかな花色です。

初夏から晩秋まで咲き続ける【アゲラタム】

開花期:5~11月
草丈:20~60㎝

白やピンク、赤紫などの小花を集めてふんわり咲きます。咲きながら草丈を伸ばしますが、花がらを切り戻し

切り戻しとは、伸びすぎた枝や茎を途中で切り詰める作業で、植物の形を整えたり、次の花や芽の発生を促す目的で行います。開花後に行うことが多く、風通しをよくし、病害虫の予防にもつながります。

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ながらコンパクトに楽しめます。熱帯アメリカ原産なので暑さに強く、夏でも元気に咲き続けますが、寒さに弱いため一年草

一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。

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扱いです。沖縄などでは越冬します。

こぼれダネでもふえて群生する【サンジャクバーベナ】

開花期:6~10月
草丈:70~120㎝

学名はバーベナ・ボナリエンシス。草丈が高くなるタイプのバーベナなので、この名前で流通します。暑さ寒さに強い多年草

多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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で、地下茎で広がるだけでなくこぼれダネ

こぼれダネとは、実ったタネが自然に地面に落ちたものを指します。こぼれダネが翌年芽吹き、花を咲かせることもあります。ジャーマンカモマイルなどに見られ、手をかけずに自然にふやせるメリットがあります。

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でもふえるため、庭の外に逃げないように要注意。キアゲハなどに愛される蜜源植物です。

雑草や食草にも蝶は集まる

今回は蝶を呼ぶ花として、庭やベランダで育てやすく秋や冬にも楽しめる草花や低木を紹介しました。けれども、蝶はタンポポやノアザミ、ヤブガラシなどという雑草もお気に入りです。

また、春~夏に咲くお気に入りの草花や低木のほか、蝶の幼虫が好む食草もあります。蝶の幼虫といえば……! アオムシ君たちをどこまで許容できますか? 蝶が好む雑草や食草についてもいずれご紹介いたしましょう。

【ガーデニング】蝶に愛される花8選 庭やベランダで育てやすく秋や冬にも楽しめる(画像16)

ノアザミとモンシロチョウ

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PICK UP 編集部ピックアップ

寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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八重咲きとは、花びらがたくさん重なって咲く花のことです。通常の花よりも華やかでボリュームがあり、豪華な印象を与えます。バラ、ダリアなど、多くの植物に八重咲きの品種があります。

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宿根草とは、一度植えると毎年花を咲かせる植物のことです。冬に地上部が枯れても地下部が生き続け、翌年再び芽を出す植物を指すことが多いです。​

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冬越しとは、寒さに弱い植物を冬の寒さや霜から守って生き延びさせるための管理方法です。屋外に置いている鉢植えを室内に取り込んだり、花壇の土の表面にワラや落ち葉などを敷き詰めたりします。

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原種とは、交配などで改良された植物の親や祖先にあたる種のことです。人間の手による品種改良や交配が行われていない、自然のままの状態で存在する野生種のことを指します。

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