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正月飾りにも活用できるハーブ【レモングラス】の栽培方法と活用アイデア2選【ガーデニング】

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更新日

ゆうゆう編集部

活用アイデア② しめ縄リース

いつもの正月飾りをレモングラスのしめ縄リースに替え、新年をエスニックなしつらえで迎えてみるのもおしゃれです。アジアのハーブのためか、レモングラスが和風の飾りになじむのもうれしい発見。

レモングラスは茎、葉の太さがいろいろなため、しめ縄を作る際は本数にこだわらず、作りたい太さになるように調整してください。

作り方

❶長さ90cmほどのレモングラス(ドライまたはフレッシュ)を9本以上、用意する(今回は、レモングラスを束ねた状態で、根元の部分の直径が3cm程度になる量を使用)。

❷レモングラスをきれいに束ね、根元から8cmのところをワイヤでしっかりと結ぶ。葉をおよそ3等分にし、結束部をしっかり押さえながら、三つ編みの要領で葉先まで編む。

❸根元の部分と葉先の部分をクロスさせてワイヤで結び、葉先をバランスよくカットする。レモングラスの葉を三つ編みにして丸めたリング、ラヴェンダーにリボンを編み込んだラヴェンダーファン、赤いリボン、ローズマリーの枝などを留めつける。

ラヴェンダーファン

オーナメントのラヴェンダーファン。ラヴェンダー5本を茎の部分でしっかり束ね、穂先に向かってリボンを交互に通しながら編んでいく。枝の間隔を広げながらリボンを通すのがコツ。

撮影/川部米応

※この記事は「ゆうゆう」2021年1月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

※2023年12月24日に配信した記事を再編集しています。

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監修者
桐原春子

園芸研究家

英国ハーブソサエティー終身会員。長年、自宅でさまざまな植物を育て、家庭での実用的かつ美しい庭づくりを提唱。国内外の多くの庭を訪れ、ハーブの歴史、育て方、利用法を研究。カルチャースクールでハーブ教室の講師を務める。『知識ゼロからの食べる庭づくり』(幻冬舎)など著書多数。ブログ「桐原春子のハーブダイヤリー」やインスタグラムでも情報を発信中。

英国ハーブソサエティー終身会員。長年、自宅でさまざまな植物を育て、家庭での実用的かつ美しい庭づくりを提唱。国内外の多くの庭を訪れ、ハーブの歴史、育て方、利用法を研究。カルチャースクールでハーブ教室の講師を務める。『知識ゼロからの食べる庭づくり』(幻冬舎)など著書多数。ブログ「桐原春子のハーブダイヤリー」やインスタグラムでも情報を発信中。

温暖地とは、年間を通して気温が比較的高く、冬期の降雪が少ない地域を指します。日本では西日本や太平洋側の地域が該当し、植栽スケジュールや作つけ品種の選定において、冷涼地や中間地とは異なる育成条件や病害虫対策が必要となります。

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寒冷地とは、平均気温が低く、冬季に雪や霜が多く降る地域を指し、園芸においては栽培可能な植物が限られる環境です。北海道や本州内陸部などが該当し、霜害や冬越しの難しさが課題になります。寒冷地では耐寒性の高い宿根草や球根植物が重宝され、逆に熱帯性植物は室内での越冬が必要です。栽培カレンダーも地域ごとに調整が必要で、気候に合った植物選びがガーデニング成功の鍵となります。

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多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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地植えとは、植物を鉢やプランターではなく庭の地面に直接植える方法のことで、根が土中に自由に広がるため株が大きく育ちやすく、水やりや肥料の持ちもよくなるといったメリットがあります。例えばバラや宿根草、樹木類などを長期間育てたい場合に適していて、植えつけの際には土壌の排水性や日当たり、風通しなどを考慮して場所を選ぶことが大切です。

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亜熱帯とは、熱帯と温帯の中間に位置する気候帯で、日本では沖縄や奄美大島、小笠原諸島などが該当します。冬でも気温が高く、霜が降りにくいため、熱帯植物や寒さに弱い草花の栽培に向いています。ブーゲンビリアやハイビスカス、マンゴーなどがよく育ちますが、開花に冬の寒さが必要なチューリップなどは咲きにくいとされます。高温多湿による病害虫の発生には注意が必要です。

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株元とは、植物の茎が地面と接するあたり、根元の部分を指す言葉で、水やりやマルチング、病害虫の発生チェックなど園芸作業の上で注目すべき場所です。特に多年草や樹木では、株元の通気性や湿度が健康維持に大きく関係し、落ち葉や腐葉土のたまり過ぎによって蒸れたり、カビが発生するリスクもあるため注意が必要です。冬越しや剪定後の管理でもポイントになる場所です。

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